以前からブログを読んでくださっている方も、はじめて訪れてくださった方も、このブログを訪問していただき、ありがとうございます
私はこれまで東京キー局や静岡県の民放局などで、気象キャスターの仕事をしてきました。
現在は、NHKの「首都圏ネットワーク」内や土日のお昼前、夕方の気象情報の解説を担当しています。
色々な放送局、メディアで気象情報を伝えるお仕事をさせていただいてきた経験をもとに、これから気象予報士や気象キャスターを目指す方に伝えられることを発信していきます。
さて、気象キャスターやお天気キャスターと一口に言っても、年齢も性別もさまざまです。
まだ10代の女子大生もいれば、70代のベテラン男性もいます。
ここで突然ですが、クイズです!!
気象キャスターになるために必要な条件とは何でしょうか?
① 気象予報士の資格
(お天気の専門家として資格は必須・・・?)
② 被災した経験
(気象災害を経験した人だからこそ伝えられる想いってありそうですよね!)
③マスコミでの業務経験
(テレビやラジオの現場で働いたことがある人ならスムーズに働ける?)
④この中に正解はない
正解は、、、
④この中に正解はない でした。
実は、気象キャスターになるために必ず求められる条件は何もありません!!
※自分で予報した結果を伝えるのであれば、気象予報士の資格及び気象庁からの許可が必要ですが、気象庁等が発表した予報の「解説」であれば、気象予報士の資格は必要ありません。
ちょっと意外でしたでしょうか?
気象キャスターになりたいからといって、必ずしも気象予報士の資格が必要というわけではありません!
むしろ、番組によっては、気象の知識や資格うんぬんより、その人の個性が求められることもあります!
しかし、気象予報士という専門的な資格を持っているからこそ、いざという時に自信を持って伝えられる情報はきっとあると思っています!!
このブログでは、「気象予報士」の資格を持った天気の専門家として伝え手を目指す方に向けて綴っていこうと思います。
よろしくお願いいたします