オーストラリア🇦🇺の大火事


数ヶ月前から少しずつ報道されてはいます。
Google map ではっきり赤く見えることを現実として自分の目で確かめた時  

絶望しかありませんでした。


夕焼けではない赤い空、

海を隔てた隣の国にまで広がる煙。





どれだけの広さが燃えてしまったのか、
どれだけの命が失われたのか、
いつまで燃え続けるのか、、
わかればわかるほど、、
哀しみが増すばかり。





本当は
去年の秋に登ることの出来なくなったエアーズロック(ウルル)に

学生時代に行った時のこと
アボリジニの若者に誘われて彼らの家に訪問し『殺す』と脅されてホテルから警護をされて空港へ向かう という

 'ブーメランが怖い訳'を書こうと思っていたのですが、ここ数日のSNSで流れてくる様子にこのお話はまたいずれ書ける日が来たら書きたいと思っています。










西にあるPerth(パース)
その当時夕方5時近くになるとお店で買い物しようにも 『そろそろ閉店だから』と買い物させずに出口に誘導されることは驚きでした。祝日は本当にどこも開いてないし駅も閉まってるし、、。

みんなが休日やいわゆるアフター5を楽しむにはみんなで休まなきゃ、多少不便であってもその分工夫すれば良いことを知りました。
カルチャーショックをさまざま体験し、
その時に一緒に過ごした仲間達とは
いつかここに戻って来たい!いつかここに!
と楽しい想いを抱えて 良い思い出が溢れた街。


クレイジーサマーと言うホストマザーのセリフを思い出します。
Perthで体験した44度は当時日本人の私達には確かにクレイジーでした。(最近では日本でも40度近い夏の日もありますが。)





美しい緑あふれた街の様子が少し変わってしまったことを十数年前に知った時のショック。
大きな森に火事が発生し、そのあとは砂漠化、あちらこちらにそんな真っ黒な炭化した木、。

私がお世話になった家の裏手には当時大きな大きな森があり川が流れ自生のベリー類を摘むことができました。そんな森も川はすでに無く、森と言うには木も焼けてなく赤い土が剥き出し。








今、真夏の南半球。
乾燥しているオーストラリアの夏。
50度近い暑さ。
ユーカリは油が採れる自然発火しやすい木。
鎮火を祈るばかりです。




鎮火し砂漠化せずに緑豊かな大地が戻りますように。

失われる命がこれ以上増えませんように。