●改善すると、心は痛む?
こんばんは、岩崎佳子です。
少し前、ぽっかりオフになった日に。
セラピスト仲間の涼子さんから、うれしいお誘いをいただきました。
涼子さんにはボイスワークも受けていただいていて、さいごの7回目を終了して以来のこと!!
おいしいランチをご一緒して。
はずんだ話題は、、、自分たちの、劇的な変化!
涼子さん、いわく。
「心が改善すると、ひとりがさびしくなっちゃって、、、」
「ひとりで食事に行けなくなったんです!!」
そう。
涼子さんも、私も。
「さびしい」ことすら、感じなかった時代がありました。
心が痛んでも、決してそれを見せないで。
いや。見せないどころか、自分自身ですら、感じないで。
「大丈夫!!」って、生きてきたクチ。
その強がりは、いろんな行動のモチベーションにもなるし。
得たものだって、たくさんあります。
でも。
得たものもあるけど、心の奥底の不安やさびしさは、消えないし。
ほんとうに欲しいものには、心を閉ざしたりして、厄介なんですよね^^;
今。
「さびしいって感じるからこそ、人に声をかけて、こうしてつながることが出来る」って。
涼子さんの言葉、なによりこの笑顔が実証してくれてますよね。
そんな話を聞いてるうちに、「私もそうだったじゃない!!」って。
忘れてたこと、思い出しました。
私は、今でこそ演奏活動してますが、もう歌うことが怖くて、怖くて、怖くて。
ひとりならまだしも。
とくに、誰かと一緒に演奏することが怖くて、怖くて。
「なんだ、それ?」って変な悩みではありますが。
私にとっては一大事の悩みだったんですよね。
自分がとてつもなく劣ってる、という恐怖と。
人と繋がれない、恐怖。
一生抱えて生きていくんだろうな、と思うほど根深い恐怖。
その悩みを、『スーパービジョン』っていう、セラピストにとって超絶プレッシャーのかかる場で。
(つまり、セラピストがそのやり方を評価される場で)
他ならぬ涼子さんに、解決していただいたのでした。
今じゃ、そんな悩みがあったなんてケロリと忘れてしまうくらいに改善してますけど。
私の転機は確実に、『彼女から』でした。
だってね、一般的じゃない分野の悩み、誰にでも託せるわけじゃないんです。
ましてや、スーパービジョンっていうプレッシャーかかる場で。
解決法が見えにくい悩みを、知ってる友人相手に「お題」としてなかなか出せるものではありません。
でも涼子さんがセラピストとして立ってくれた時に。
彼女だから、私は自分のいちばん深い厄介な悩みを、そのまま託すことが出来たのです。
そんな思い出話をしながら。
「人生って、変わるんだね。。。」と、二人してしみじみと。
二人の心理の大恩師である棚田克彦先生に、あらためて、感謝の思いにあふれた次第です。
スーパービジョンの場を大きく見守ってくださって。
核心の言葉をあたたかく投げてくださる棚田先生は、いったいどれほどの人生を変えて来られたことでしょう。
お話弾んで、晴れ晴れ。
私を大きく変えてくれた、転機。