日本の遺書 | ■奥入瀬計画■ 青い森鉄道から住めば奥入瀬

日本の遺書

久々に大宅壮一氏の「日本の遺書」を読みました

近衛文麿の事を書いた長編小説です

大宅氏の賀川豊彦氏などとの出会いが

この小説を書かしたのではないかと想像したりします

賀川は戦後、西園寺の命を受け、鉄砲州稲荷神社に

拠点をもうけ活動をしていますから

大宅氏は間接的に近衛文麿の事も伺ったのではないかと

考えたりします

この本を読むと戦後はまだまだ生きている様に思われ

再び半島からモンゴルへと

別の形で歴史は動き始める感じがするのですが

予感のような、そうでないと何か

息苦しい閉塞感が募るばかりです