昨夜、長男息子が家に来て、
私の仕事の付いての話を聞いて来た。
息子もやるからには、
トコトンやると私と似た性格が見えた。
私は今までどちらかと言うと、
一匹狼的な存在だったが、
息子のネットワークは広い。
私から仕事の話を聞いて、
自分の使えるネットワークを判別し、
まずは必要な資格を一気に取って、
準備を進める様だ。
今日、資格に必要な本を買いあさり、
毎日勉強をすると息子は言っていたが、
本当に私と似ていた。
何でも集中するなら、
馬鹿が付く程にならないと、
駄目だと言うのは私の言葉だが、
息子からも同じ言葉が出た。
一気に転がり始める展開に、
周りが翻弄されると言った、
嫁の言葉も生まれて初めて理解した。
私が今までやって来た事は、
ある程度完成された様に感じていたが、
実は土台を作る役目だった様な、
息子と話をしていて、そう感じた。
それでも私は子供に対して、
贔屓をするつもりも無いし、
お膳立てするつもりも当然一切ない。
2代目の苦労も知っている、
また甘やかされての立場なら、
会社は潰れ社員に迷惑が掛かる、
そもそも2代目に成れるか、
成れないかさえ分からない。
私が決める事ではないからだ。
一番大切な事として、
人を大切に出来るかという点と、
成果が伴う人と成れるかという点で、
その二つを持ってこそ、
社内で判断されるだろう。
ただ楽しみであるのは間違いないが、
親族だからという点は関係なく、
結果が全てだ。
そう甘いもんじゃない。