昨日も息子の事で眠れずだったが、

時間は止まってくれないので、

今日の仕事の予定を遂行する。

 

以前に事業資産管理に対して、

休憩中の私の一言から、

余力で不動産事業案が出て、

色々と交渉を進める嫁と担当者が居る。

 

街中で廃業病院や飲食店等を買い取り、

全体リフォームして、

別事業者への賃貸交渉も進める事業が、

本格化すれば別法人化にする予定だ。

 

ただ多くの事業者が、

別事業に手を出して失敗する、

そんな自分が生きた歴史から学び、

借金はせず余力以外ではやらない。

ただ中途半端が嫌いで、

やるなら徹底的に各専門家も呼び、

担当者に助言をさせて資料をまとめ、

今回に至っている。

 

そんな中だが、

昨日、嫁の母親が家に来た。

そこで別事業の事など一切伝えていない、

母親から話が出たのが、

母親の知合いの社長が好調域で、

マンション一棟を買ったが、

入居者が少なく借金返済にもならず、

資金面で苦しんでいるから、

要らない事業に手を出さない様にと、

私に注意して来た。

 

ただ母親は貧乏性の私ら夫婦なら、

そこまでの事は出来ないだろうと、

笑って、その話は終わったが、

母親から聞いた街外れの

マンション一棟なら、その方が安い。

 

何か虫の知らせかとびっくりしたが、

私も嫁も笑って何も告げずにいた。

体制は違えど、何か嫌な予感で、

一気に不安がよぎった。

 

母親が帰った後、嫁と顔を見合わせて、

やはり母親ってのは凄いもんだ…と、

互いに慎重に進める事を誓った。