日大の薬物問題、

林真理子理事長の会見内容は、

残念としか言い様がない。

 

いつもの様に感情を表す事も無く、

弁護士に用意されたであろう、

会見内容の紙を読む姿、

改革の難しさを感じたが、

本人は悔しい事だろう。

 

彼女はそう言った大学側の

隠蔽体質を改革する為に入ったが、

結局は郷に入れば郷に従えで、

あの会見で彼女の力量及ばずと、

感じた人も多い筈だ。

 

別の大学でも薬物問題は、

起きているが小さな記事だ。

日大は日本一の生徒数を誇る大学で、

大勢いれば薬物をしたり、

事件を起こすそんな人も居るだろう。

 

悪事に対して、

見抜けなかった事に謝罪し、

正面から改善をしていく事を、

会見で主張したなら、

誰も彼女を責めもしなかっただろう、

生徒の顔写真も出なかっただろう、

と私は思う。

 

私が子供の頃、親に悪事がバレて、

それを隠す為、言い訳をし、

一つ嘘をつけば更に嘘をつき、

意固地になる私に対して、

お前はアホか!と、

頭を叩かれてから観念したものだ。

 

そんな時、親から言われた事、

最初から嘘をつかず正直に謝れば、

叩かれる事もなかったと、

事を大きくしたのは自分だと、

怒られて学んだものだ。