毎度どーも、アツです。

前回では手話にまつわる映画やドラマの紹介(詳しくはコチラ)をしたんですが、
今回は1冊の本について紹介しようと思います。

それは、この、「サウンドオブサイレンス」という本ですビックリマーク

サウンド・オブ・サイレンス (文春文庫)/五十嵐 貴久

¥734
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高校1年の夏子はある日、クラスで浮いた存在の春香が、春香のろう学校時代の友人・美沙と手話で話している所を目撃し、春香が実は耳が聞こえないと知る。
その美沙と知り合った夏子はダンスをしたいという美沙に協力して、春香とそして中途失聴者の女子大生澪を説得してダンスチーム結成にこぎつける。目指すはダンスコンテスト優勝だビックリマーク
彼女たちの恋愛、友情に包まれた青春グラフィティ。

***

正直、なめてました。
いや、ドラマとか聞くと、
なんか現実とは全然かけ離れているイメージがあったんで、
そこまで期待はしてなかったんです。

でも・・・いや、参りました。
「あーこれ、あったなぁ…」みたいなデジャ・ヴ(既視感)に襲われること、しばしば。
それほど、きこえない人の描写が生々しく、
現実とそんなにかけ離れている感じはせず、
まるで、ノンフィクションみたいな・・・そんな感じでした。
きこえない人にとっては、中学生や高校生だった頃を
思い出さずにはいられない・・・青春小説です音譜


きこえない人がどうやって音楽に合わせてダンスするの?
っていう重いテーマなのに、
文体が軽いからか、さらっと読めます(・∀・)

手話エンターテイメントではなかったものの、
きこえない人たちがダンスというエンターテイメントに
挑戦するというようなストーリーは本当に珍しいです。

これを読めば、oioiのいう、「バリアクラッシュ」感を
得られること間違いなしビックリマーク

みなさんにもおすすめですよー
ぜひ読んでみてくださいなーヾ(@°▽°@)ノ