米朝首脳会談は今日、日本時間10時(現地シンガポール時間午前9時)に始まった第一回会談がスタートした。

 

テレビ報道によれば、初めはお互いに緊張の顔の表情が露わに出てる感じでしたが、握手を交わして10数秒後にはお互いに安堵の表情に変わったのは、事前交渉が綿密に錬られたことを窺がわせるものでした。

 

トランプ大統領も以前に「今後、最大限の圧力という言葉は使いたくない」と言ってましたが、

日本のメディアはどの様に報道されていたのかです。

おしなべて政権に忖度した報道になってるのには奇異に感じます。

 

①、「東京新聞」では、中東の「オスロ合意」や「マルタ会談」も示し、「首脳会談で歴史を変えるため二人の指導者に様々な努力を」と求めています。

しかし方や全国紙は、

②、読売新聞社説は「圧力を緩めるのは時期尚早。懸念はトランプ氏が前のめりになっていること」。

 

③、産経新聞は「見返りを与えない原則を堅持し、日本など同盟国との緊密な連携を」とAB氏とすかり同じ文句を並べえる。

 

④、毎日新聞社説は「体制保障や朝鮮戦争終結協議よりも、非核化を実現するのが先決だ」と断じている。

 

⑤、朝日新聞は「問題は孤立の懸念 戸惑う日本」と評される

AB政権の外交姿勢に注文。

 

トランプ大統領が中止といえば、それを支持し、

開催と言えばそれも支持する。

そんな情けない対応を止め、

 

「非核・不戦」の外交を確立すべきだと丸山重威ジャーナリズム研究者は話す。

それを率先して主張するのが、メディアの責任ではないのかと。

 

言わんとするところは、米朝会談もテレビは視聴率稼ぎのために、拉致問題が中心になってるようでは、何をかいわんやでしょう。意味が違って報道してるのは、日本だけでしょうね。