経済のことがよく分からないという人は、
まず需要と供給から考えてみると
分かりやすいでしょう。

需要は購買力を表し、
供給は生産能力を表します。

供給能力が需要に対して不足していれば、
幾らお金があったとしても
現物がそもそも足りないので
お金の意味がありません。
少ないモノに対してお金が集中し、
物価が上昇します。

逆に需要が少なく供給が過剰な場合、
幾らお店に商品が並んで見た目が賑やかでも
肝心のお金が無いので買うことができません。
売る側にとってもモノが売れないので
値下げせざるを得ません。
つまり物価が下がります。



こうして考えてみると、
お金それ自体には全く価値が無く、
人はあくまで実体価値で生活していて
実体価値を求めていることがよく分かります。

全ての人に実体価値が適度に行き渡るのが
好ましい社会だと私は認識しています。
そういう社会の実現のために
消費税廃止や規制の強化(反構造改革)などの
反緊縮・反新自由主義な政策によって
お金やモノの動きをコントロールするのが
経済であり政治であると思います。