一人一人の政治的権力は極めて小さいです。
一人一票ですし、
SNSがあるとはいえ個人の発言に
そこまで影響力はありません。

政治を動かすには組織化して
集団となる必要があります。
政党がその典型例です。
他にも組合や経団連など、
特に与党を支援する人達は強大な組織を築き、
政治経済などありとあらゆる分野で
その組織力を活かして利益を占有しています。

一有権者が一有権者のままでは
こうした組織力に負けてしまい、
いつまで経っても搾取され続けます。
待っているのは貧困そして死です。

集団となって地域の政治家に訴えるか
どこかの政党や組合の一員になるか、
組織化の方法は幾つかありますが、
私が紹介するのはこの方法です。

薔薇マークキャンペーンとは
反緊縮・反新自由主義という観点で
活動する人に認定マークとして
薔薇の印をつける活動です。

このマークが付いている人は
反緊縮・反グローバリズムということが
ひと目で分かるので、
選挙などの際の旗印となります。

他にも、一個人であっても
このキャンペーンの
賛同人になることができます。
賛同人の数は公表されているので、
薔薇マークキャンペーン自体が
ある意味反緊縮の組織とも言えます。

薔薇マークキャンペーンが広まって
賛同人が増えれば、
政治家にとっても
無視できない規模の票となるので
薔薇マークキャンペーンという組織が
政治に訴えかける力を持つことになります。

他にもこのような組織もあります。
こちらは政策が若干異なりますが、
反緊縮・反新自由主義という点では同じです。
都道府県ごとの賛同人数まで分かります。

これらのサイトを賛同したからといって
特定の政党に投票しなければいけないという
ものではありませんが、
ある程度の組織力を示す指標にはなります。


いずれにせよ、
個人では限度があるので
ストライキと同じように
集団となって地域の政治家や政党などに
訴えかける必要があります。