古都のブログ小説 京の鐘994

 

   

  本来、講師は研究室が無いのが普通なのだが、

  秋山は講師就任三カ月で准教授を飛ばして、 いきなり

 教授に なっているので、

   専用の研究室が用意されてあったのだ。

 

 

 

 元々、秋山をD大へ招いたのは、東京の大学時代の

   同級生で、

   奈菜の父親の佐々木教授から求められたもので、 

   簡単に言えば、客寄せパンダ・・もっとも、大学では

 学生募集用の知名人招待教授なのだ。

 

 

 

 豪くもなんでもない、唯のおっさんなのだが、

 テレビで仕切りの旨さで評判の秋山の人気は予期した

 ものを遥に超えるものであった。

 

 

 

 講義開始前の募集時点から予定の70人は完売され、

 日を追って、増え続け、この為、講演会用の500人

 教室を使うことになったのだ。

 

 

 

 秋山が康則たちを引きつれ、研究室に来ると、

 志乃達のほか、ちゃっかり中井ら三人もいて、

 入室を待ちわびていた。

 

 

 

 渋々、中へ入れると、秋山が両袖のデスクの前の一人用

 のソファに腰を降ろすと、

 志乃ら舞い方三人が長椅子に席を取ることになった。

 

 

 

 この時、志乃は奈菜が勧める秋山のすぐ側ではなく、

 一番遠くの席に拘った。

 

 

 

 秋山は志乃の振る舞いが多少、気になったが志乃の気持ち

 を尊重して、これを認めた。 

 

 

 

 すると、穂香が

「せんせ、やっぱ、これ、おかしいよ。奈菜ちゃんの言う

 ように、中心人物が端っこはあかんよ」

 軽く鼻を鳴らした。

 

 

 

 奈菜も志乃に座るように説得し、志乃もこれ以上、

 遠慮していては、皆に悪いと思い、仕方なく奈菜のいた

 先頭の席に移った。

 

 

 

 すると、残った椅子は向かい側の一人ソファだが、

 これは二人用の物で、

 中井たち救護班が一人座れなくなった。

 

 

 

「いいですよ。私は康成君と一緒に壁に立っちますからら」

「そんな・・いけません。

 うちの為に尽くしてくれてる三人を立たせていては

 罰が当たります」

 志乃がまた、焦って席を立った。

 

 

 

「待て待て・・それなら、私が仕事用の椅子に移ろう。

 そうすれば、三人は工夫すれば席が出来るだろう」

 秋山が志乃達互いの思いやりは分からんことは

 無かったが、正直、

 厄介な子達に見えてがっかりした。

 

 

 

 椅子はこれで、六人が座れるが、今度は一人用の

 センタ―の椅子に誰が座るのが、との話に戻り、

「ほんと、志乃姫ちゃん、お願いしますよ。

 そこはせんせの椅子だから。当然、座る人は決まって

 いるでしょ」

 中井の言い方が、少しきつかったが、

 もう、ガタガタするのはいけないと、志乃も諦めの

 溜息を小さく洩らした。

 

 

    古都の徒然 バドの志田千陽さんの!(^^)!・・

 

   

   昨日、久しぶりに、あのパリ・2024で活躍した

 バトミントン女子ダブルス銅メダルの 

 志田千陽さんと松山奈未さんのコンビネーションの

 面白さにネットで再び出会えて、

 あまりにも面白いので暫く原稿執筆に手が付かず(#^^#)

 

 

 試合を見ていたので・・少しは分かっていたつもりで

 したが

 こうして、面白い映像だけを纏めてみてみると、

 常識では考えらんない、

 志田さんの陳プレイに仰け反りそうになるほどで、笑い

 よく言えば天真爛漫・・か、

 

 

 お子様のような ぎゃくが繰り返されるのは、

 発育未熟児か?‥と思わせられる

 奇妙奇天烈シーンのテンコ盛りは、もしかして案外

 意外な貴重な映像になるかも知れません・・!(^^)!

 

 

 一つ、一つ、ピックアップするのは面倒ですが

 少し見ていみると

 彼女が失敗する度に、何かのアクションが見られ、

 中で、ラケットで顔を打つものや、

 まるで、バレリーナのように華麗な舞を見せるのは

 実家のお母さんが、

 子供の頃、バレーの稽古をしていたことが、未だ残って

 いるのかも知れない・・と(笑)

 

 

 それ以上に、面白いのは、相手から厳しい攻撃を受けて

 前のめりに倒れると、

 彼女は顔を床につけて、両手で頭を庇いながら、

 手首をぴくぴくさせる・・

 あの体全体を使った幼児のようなバフォーマンスには

 思わず吹き出してしまい・・

 

 

 また、スマッシュが決まったと思ったのに、これを

 否定されると、

 頬を膨らませ、唇を赤ちゃんのように口を尖がらせる

 シーンにはもう・・(笑)

 

 

 でも、案外、旨いシーンもあって、倒れた後も、激しい

 攻撃を華麗に返すシーンに喝采もあって、

 へぇーと、案外、見飽きさせないかも知れませんね。

 

 

 全体的に見て、彼女のパフォーマンスの基本は

 幼児体験が未だ身に残っているような愛くるしいものが、

 あり、これを27歳の成熟した女性がするので

 笑いが上がるのだと・・

 

 

 もし、これが単なる、おふざけなら、

 いずれ排除させられることでしょうがタイム・オーバー

 でもなければ、

 案外・・続いてくれるかも知れませんね‥(笑)

 

 

 もしかして、国内で試合があれば、かなりの人気を呼び 

 会場は満杯になるかと思いますよ!(^^)!

 

 

   今、ネットを見ていたら、彼女が勝って帰る途中に観覧席

 から声が上がると、

 一人一人に笑顔で手を上げてお辞儀して姿が見えなく間で

 観覧席へ手を突き上げたり、頭を下げ続ていました。

 

 

 やっぱりこの子は芸能界が似合うかも知れませんね。

 

 

 願わくば、どの試合でもいいので、テレビの放映を願う

 もので・・( 一一)

 

 お粗末でした(__)。