古都のブログ小説 古都の鐘990

 

 

 

 どよめきが収まるのを待って、秋山が更に語り続けた。

 

 

 

「今回の企画は一部の有力、スポンサーには既に囁いて

 ある。いずれも大賛成の意は貰ってある。

 勿論、確定ではないがね」

 また一段と高い、どよめきと、歓喜の声が満ち溢れた。

 

 

 

「五社からは、内密に二億は予約してあるのだ。

 他にも、この企画には名古屋の提携N社と大阪のM 社から

 のカメラ撮影機材と人材を取り付ける積りだ。

 これは下請けのカメラでは深夜の色彩に問題があるので、

 本格的な大型カメラと高感度のマイクなどの音声も

 いるからだが・・」

 秋山の言葉に参加者全員が一段と気力を満たしていた。

 

 

 

「他に、全社員に可能な限り、番組制作のお手伝いを

 願うつもりだ。スタッフは学生だけでは足りないからだ

 が・・」

 

 

 

「さしあたり、私たちは何をすれば」

 財務から心細い声が漏れて聞こえた。

 

 

 

「多くは役員に京都まで、出向いて貰い、役所など関係

 各方面や、消防に警察などへの挨拶は私がする。

 経済団体へも出向くつもりだが、

 もっと働かねばならないのは、取材三ケ所での当日の

 チケット販売の取り扱いや、

 道案内や細かな注意点の説明など山ほどある。

 これらの役割分担は後に台本と共に、手渡す積りだ」

 

 

 

「大丈夫すかね。素人ばかりだから」

 気弱な声も聞かれた。

 

 

 

「こうした裏方の仕事の多くは私の配下の学生たちを動員

 するが、数に限りあるので、全社員の協力が必要になる

 のだ」

 

 

 

「凄いね、こうした事はかってなかったことだが、

 全社員が力を合わせての事だから、意義があるかと思うよ」

 

 

 

「こりゃ、面白くなってきました。今から力が入って来るの

 が分かります」

 

 

 

「こうした仕事で、番組制作の裏方の仕事を学ぶことは

 有意義なことかと思います」

 席ついていた者から次々と賛意が述べられ

「私は今から、わくわくして来ましたよ。社長も知っている

 のでしょ」

 との社長室長の言葉に加え、

「社長には、良かったら、前線に来て、指揮を取って

 貰いたいと申し上げたら、よし、行ってやるか、

 と豪快に笑っておられたよ」

 秋山の、とどめの言葉で全員総意の盛大な拍手で、

 すべてが纏まった。

 

 

 

 この間、営業局長は姿を見せなかった。

「あいつは私から、厳しく諫めておく」

 社長室長のいつにない厳しい言葉に、出席した全員が

 我が身を糺し、秋山の狙いはほぼ固まった。

 

 

      古都の徒然 地震多発が心配で・・

 

 

 これを書いているのは未だ22時代で、夜更けでは

 ありませんが、

 これまでは殆んど深夜の2時頃まで執筆していたので

 少し、気が楽です。

 

 

 なのに、

 今夜、お風呂の水温調整が出来いなかったため

 入る直前に温度計で測るとなんと、

   38℃・・目が点!

 

  

   私はいつもなら、40℃にしているのですが、

 これは夏場の事で、冬になると42度にするので、

 その差は・・・(笑)

 

 

 ここで風邪を引いたみたいで、心拍が未だに正常に

 戻らず、

 少し辛いのですが、

 何と書かないと明日の朝が怖いので頑張るつもりです 

 が・・(*´Д`)

 

 

 そんな中、このところの地震騒動で、何か異変が

 起きるかもと

 心配していたところ、

 なんと、今度は東京のど真ん中が震源地だなんて

 信じらんないよん(笑)と

 

 

   其処からも白いのは都内は震度3以上と書いてあり、(笑)

 気象庁とは違う書き方で震度3以上なら

 震度4も震度5も含まれていて都民はみんな震度3と

 勘違いするようで‥困ったものですね。

 

 

 なので、ブロガーさんは大丈夫と言っておられるので、

 先ずは

 安堵しましたが、

 何事もなくても、あの不気味なスマホの音は嫌なもので

 ぐっと来るだけで、

 これから何が起こるのかと考えると、

 身が引き締まります。

 

 

 そんなの知らずに、のこのこと、東京へ行けば、  

 とんでもないことに、ぶつかる可能性が

 高くなっていて・・・

 

 

 私は一度だけ、新幹線が突然、停止し、何もアナウンスが

 ないまま、動き出さず、

 30分程度回復したので、何とか助かりましたが、

 出迎えに来て居る教え子たちに悪くて、

 そちらで何か情報が出ていないか訊いてみると、

 多量の雨で異変が起きていないかを調べていると・・

 

 

 そんなこと隠してもしょうがないのに・・と"(-""-)"

 何時開通できるか分かんないて、

 不愉快ですし、落ち着きませんし・・

 

 

 交通機関の突然の停止も困りますね。

 

 

 もしも、関東大震災のような大震災に遭遇すれば、

 当時とは全く異なる大騒ぎにはなることは

 必定で・・。

 

 

 当時のような悲惨なことが発生したら、

 多数の人々の人命にかかわることになるとすれば( ;∀;)

 

 

  ほんと、嫌な時代になりましたね。

 

 

 今年は能登半島から始まってから、日向灘や、紀州灘周辺

 でM7やM6などの地震が多発していて、

 私の嫌な予感が継続すると‥

 困ります(__)。

 

 

 こちらは近い所では紀州灘範囲内かも知れませんが

 消防との話し合いで、

 直接的な危険範囲には入っていないので問題はありません

 との話で、ほっと安堵したのですが、

 あちらより、むしろ、能登半島の方が揺れは酷いとの

 ことでした。

 

 

 確かに、2007年の能登半島地震では、かなり揺れま

 したし、今年の元旦の地震も多いものでした。

 

 

 お陰で、電車は東海道線などが全部急停止、長時間、

 動かず、チケットの払い戻しをして家に帰った

 覚えがあります。

 

 

 可能な限り、あの能登半島のような大地震にならない

 一年であって欲しいと願うばかりです。

 

 

 被害に遭われた皆様には謹んでお見舞い申し上げます。