古都のブログ小説 京の鐘946

 

 

 ただ、穂香からの要請で、仲間内でいる時は姫ちゃまと

 呼ぶことは認めることにしましょうと

 付け加えた。

 

 

 

 小南が早速、番組の中で、志乃を姫様と呼ぶことにする

 と高らかに宣言した。

 

 

 

 志乃はもう抵抗する気力もなく、肯くしか道はなかった。

 

 

 

 小南がCM開けの冒頭に、

 志乃の呼び名を番組の中では志乃姫様、もしくは姫様に

 することに決めましたとの大胆な発表を

 すると同時に、コメントが殺到し、

 いずれも大賛成の声、一色となる反響にスタジオは

 色めき立った。

 

 

 

 中でも、横浜の女子大生からの志乃姫様へと始まる

 メッセージで

「姫様にぴったしの愛称になりましたね。私もスタジオの

 皆さんと同じく、志乃姫様から感じる何物にも

 侵しがたい気品に、

 この名が最も相応しいものと思います。

 なので、普段でも、志乃姫様と呼ぶことにします」

 との決意表明が小南から読み上げられ、すべてはこれで

 決まった。

 

 

 

 だが、穂香の言った仲間内の姫ちゃまの愛称がフアンの

 中でも飛び交って、収拾が着かなくなり、

 愛称のコメントは一旦、打ち切ることにした。

 

 

 

 時代祭りの様子描いたビデオが流され、

 穂香が大口を開けて笑いまくる姿がアップで写し

 出されると、

「きゃーっ、やめて・・」

 半泣きの穂香の今の顔が映り、志乃までが、

 笑いを堪えるのに必死となり、

 番組は思わぬ展開に湧きに湧いた。

 

 

 

 番組の〆の頃に、

 病院から秋山の病状が改善し、明日にも退院が出来る

 との知らせが入り、拍手喝采で幕を降ろした。

 

 

 

 このあと、スタジオを出ようとすると、

 11時台のスタジオ番組のスタッフから、

 引き続いて、自分たちの番組にも出演して欲しいとの

 申し入れに、

 志乃のマネージャー役を任じている小夜が

「絶対、ダメです。志乃ちゃんをこのままスタジオに

 入れておくと、今度は彼女が倒れてしまいます。

 これは前にも言ったはずです」

 早口に言って、志乃の背を軽く押して、廊下に出した。

 

 

 

 名残惜しそうに見送る後続番組のスタッフを背に、

 四人はいそいそと控室に戻り、

 手持を掴むと一休みする間もなく、ロビーへ戻った。

 

 

 

 すると、小南が息せき切って、追いかけて来て、

 深々とお辞儀して

「お陰様で助かりました。未確認ですが、

 視聴率がこれまでの倍増の様子で、副調整室も万歳の

 連呼だったようです」

 笑顔満載の小南に、

「姫ちゃまが出ると、いつも、数字が上がるので、

 良かったですね」  

 穂香が偉そうにそっくり返って言い放った。

 

 

 

      古都の徒然 とんだ始末記・・ 

 

 

   おはようございます。

  今朝はすっかり寝坊してしまい、目が覚めたのは

  もう、10時ほんの少し前で、

  いつもの3時間も長く寝てしまい・・‥(~_~;)。

 

 

  と、いうのも、今朝の3時半頃に一度、目が覚めて

  それから、中々寝付かれず、

  仕方なく、睡眠薬を今一度、服用してぐっすり眠れた

  のは良いのですが・・

 

 

  なんと今度目覚めたらあっ・・・です(*´Д`)。

  そうなんです。

 

 

  完全に寝過ごしてしまい、しかもごみ袋をわざわざ、

  玄関口に置いてあったのに、

  まるで間に合わず・・

 

 

  これを来週の月曜日まで、保管して暮らす惨めな

  日々を過ごすことになり・・( ;∀;)。

 

 

  私がもらっている睡眠薬は睡眠導入剤で、

  眠りに誘うだけの物なので、平均して1時間半から

  長くて3時間しか、もたない弱いものなのです。

 

 

  なので、3時ごろには目が覚めることが多く・・

  それから読書をして朝を迎えることが多々ありで、

 

  しかし、

  こうした短時間の睡眠は…症になる可能性があるとの

  ネットの記事を読んでいて、

  少しヤバかったのですが、二度目の薬を服用し・・

  

 

  結句、ごみ出しに間に合わらず・・・うっ(-_-;)。

 

 

  そして、今一つは昨日の午後から夜にかけて、

  いいね返しが突然、できなくなり、

  その旨、謹告していたのに、夜遅くにそれが

  解除されていて慌てて、そけれから2時間半をかけて、

  一人一人に返し続け、疲労困憊し・・

 

 

  これが原因で、睡眠薬の2度服用と言う暴挙にいった

  もので・・

  超・ムカツク・・!

 

 

     あれはいったい、何だったのでしょう・・

  忌々しくも、辛く悲しい朝でした。ペコリ(__)。