古都のブログ小説 京の鐘910
「私の結論は出ているのだが、君たちは先のめりの状態だ
から、舞いたい気持ちが先行し、少し、
こんな時は、少し引いたところからの目が必要なんだ。
気負っている時にはね」
「やっぱり、やめた方が良いと」
「そんなの可笑しいわ」
「小夜ちゃんの言われた言葉が、今は一番適切な言葉やと、
うちも思います」
志乃が最後の決め台詞を口にした。
秋山がその口調に反して、何かしら危うさを感じていた。
何かがおかしい・・
本能的に何かしらの危機を感じたのだ。
そうして志乃の目元を見つめると、
何処かしら、少し赤みを帯びているように見えたが、
今、気負っているからかも知れなかったが、
それにしても、秋山の本能が危険回避に走っていた。
「皮膚体温計」
秋山の厳しい声が、辺理に緊張感を生んだ。
ナースの資格を持つ親友の一人の福井麻由子が素早く、
志乃のおでこに充てると、
37℃を表示し、慌てて左手の手首の付け根に体温計を
当てると同じく37℃を表示し、
念のため耳へ寄せて測っても同じ数字だ。
秋山は一息呑んでから徐に口を開いた。
「これで決まった。志乃の出演は完全にキャンセルとなる。
急ぎ、パルスを・・」
言うまでもなく、麻由子が小さなパルスを取り出し、
志乃のひと指し指に挟むと同時に
96を示していた。
98が正常なのだが、僅かだが96は危険ラインなのだ。
もう、考える余地はなかった。
大変な事態になっていたのだ。
これは循環器の患者では危険ライン数値なのだ。
「救急車は何処だ」
「すぐ近くにいるはずです」
「ならすぐ呼んでくれ。府立医大へ小夜、電話し、
状況説明をしてICUの手配をしてくれ」
秋山の指示が的確に受け入れられ、それぞれが、
連絡を取り始めた。
菜奈や、穂香に彩などが顔を寄せ、この後の対応を話し
合った。
穂香はこんな時だからこそ、私たちで何かひとつ舞った
方が良いのでは・・との意見を述べたが、
賛意の言葉は誰からも出なかった。
「じゃ、どうすれば良いのか、教えてよ」
泣きが入った穂香の言葉に応えるように菜奈が
「ここはみんなに事情を正確に話して、理解して貰うこと
が第一だと思う」
彩が即座に頷いた。
「誰がやる」
「菜奈ちゃんしかないでしょう」
半べその菜奈がマイクを持って立ち上がった。
古都の徒然 無駄買いに・・( ;∀;)。
最近、この欄で、
身辺雑記ばかり書いて、飽きられているかも
知れませんが(事実です)
何か
書き始めると、決まって内輪のことになって(~_~;)
今回もまた、
つまんない記事なのですが、気が付くと
私は愚かな買い物マニアに似た?ことをするようになり、
我ながらあり得ないことに
アホかと思ことが重なり・・"(-""-)"
今年の初めから、詰まんない置き物を買って、
部屋に潤いを齎したつもりでしたが、
唯の無駄な置物になって・・
また、
10年以上,買ったことのない、スニーカーに嵌り
余りの軽さに
4月5月6月と三カ月連続、買いあさり・・
これを、弁解すると1月に大雪があった翌日に
冬物を
3月は初春らしい明るい色のものを
4月には落ち着いたものを
5月には初夏を意識したものを・・と(笑)。
その中で気に入ったものは大雪の次の日に買った
雪に強い厚底のものに救われたことと、
5月の夏物の
メッシュのスニーカーは、
暑さで蒸れることのないものを選んで大成功(#^^#)。
更に
いずれの買い物の共通項はお値段を見たことが無い
ことで、
高いか安いかを考えない
いい加減さに今頃、何をしていたんだと
少し、反省しているのですが、
にも拘らず、兼ねてより、欲しかった羊革の柔らかい、
ショルダーバッグ3個を連続して
買いあさり‥(笑)。
こうした
一度も使っていない品物が部屋に山積みで、
我ながらアホの
極みかと・・
もしかして、何かのフラストレーションのゆえかとも、
そんな苛つく思いも無いのに・・
この悪質な重病の
一日も早い目覚めが待たれるところで・・(~-。-)
もう、暫く自虐的な愚痴は書かないよう気を
つけよっと( 一一)。
でも、たぶんダメだと思うのですが・・"(-""-)"