古都のブログ小説 京の鐘880

 

 

 

 

 秋山は時代祭・本番当日の織田信長公の上洛の図の

 進行順を考えると、

 非常に難しい選択に迫られているのに気づいた。

 

 

 

 

 それと言うのも、

 志乃の体調を考えると、何時、何処で身が悲鳴を上げる

 か知れないからだ。

 

 

 

 

 志乃のことだ、そうした場合、きっと、我慢して知らぬ

 振りで、何気に舞い続けることだろう。

 

 

 

 

 しかも、それは時に、大きな禍根を残すことになる

 可能性が大である。

 

 

 

 

 また、一度、遅滞すると、後に続くグループに多大な

 迷惑をかけるとなれば、

 この計画は白紙に戻さねばならない。

 

 

 

 

 この事態を阻止するには、

 背後のグループを気にしないで、参加できる方法は唯

 一つしかなかった。

 

 

 

 

 志乃たちのグループが最後尾を引き受けるしか道は

 なかったのだ。

 

 

 

 

 この事業の企画の権限が秋山に与えられているので、

 土壇場での変更でも迷惑は掛からないはずだ。

 

 

 

 

 しかも、

 志乃の疲れを考えると、南門前から出発するとして、

 直線コースの真ん中あたりで舞披露をすれば、

 暫くは休息が取れるはずだ。

 

 

 

 

 

 其処で一度、

 舞い終えると、堺町御門を通り抜け、烏丸通へ出て、

 その真ん中あたり前まで頑張られる

 可能性はある。

 

 

 

 

 そこで、二の舞が求められることであろう。

 志乃の体調を確認して、よほど良ければ待っても良い

 だろう。

 

 

 

 

 だが、少しでもパルスの数値が落ちていたなら、

 強引でも休ませるつもりだ。

 

 

 

 

 更に、一番道幅が広い、

 御池通では行列のセンターは道路幅の真ん中にするしか

 方法が浮かばなかった。

 

 

 

 

 そうすると、

 舞が大きく羽ばたくような振り付けが必要となるだろう。

 

 

 

 

 そうなると、

 ここで舞姫を志乃から菜奈に代える必要がある。

 

 

 

 

 腕の確かさでは穂香や小夜が達者に舞うのは

 分かっているが、いかんせん、二人の背丈があまりに

 小さ過ぎて、

 広くて小さな路上舞台では見た目に訴求力が足りない

 のが傷である。

 

 

 

 

 これらを無視し、

 舞台突破も一つの手段だが、あまり気が乗らない。

 

 

 

 

 秋山は無駄な思考を一時、停止することにして、

 先を急いだ。

 

 

 

 

 烏丸通では、志乃の舞は休みを入れて、穂香と菜奈の

 二人舞で先を急ぐ。

 

 

 

 

 志乃の出番を求める声が、あちこちから飛び交うかも

 知れないが、

 いちいち、観客の要望に応えていては身が持たない。

 

 

 

     古都の徒然 G7における・・

 

 

   

   今年は春先のWBCの優勝から始まり、

 昨夕で幕を下ろしたG7も連日のニュースを追いかけて

 みていたのもので、

 何かしら、考えさせられるものがありました。

 

 

 

 

 ただ、

 私の場合は、リアルタイムで動いていく、政治の流れの

 面白さに惹かれたもので、

 その結果までは望むところではなく・・

 

 

 

 

 ところで、G7のGは何の頭文字と思いますか・・

 これが、

 とんでもない簡単なもので、

 グループのGなんですって、ご存じでしたか?

 

 

 

 

   私は政治のGだと思っていましたが、アホみたいな

 ものだとは‥(笑)。

 

 

 

 

 でも、

 我が国も大きくなったもので、世界のトップクラスの

 政治家と肩を並べて、風を切る

 岸田文雄総理の満面の笑みが眩しくさえあったもので・・(笑)。

 

 

 

 そして、

 今は世界を駆け巡るウクライナの大統領と肩を並べて

 得意満面の彼の君の胸の内が

 垣間見えそうで・・

 

 

 

 

 世の中、タイミングの大切さを改めて感じたもので、

 同じ事をしていても、

 完全無視されることもあれば、

 何もしない内に大きな流れに乗って、気が付けば

 世界のトップニュースになる人の

 思いぞ・・如何に・・と

 

 

 

 

 それにしても

 ウクライナの大統領のゼレンスキー氏の

 タフさと、

 誠実さには国民が彼を大統領に担ぎあがけただけの

 価値ある方だと知り、

 何の役にも立ちませんが、気持ちだけでも

 彼の思いが完成する日を待っていたいと思えるように

 なったのも

 

 

 

 

 不思議な縁(えにし)かと思うと、

 嬉しくなります。

 この3日間でVの永久保存版が増え続けて、置き場の無さ

 に・・(笑)。

 

 

 

 

 それにつけても、なんとしても

 早く、平和な世の中になって欲しいものですね。

 

 

 

 

 頑張れ!

   ウクライナよ、あんな卑劣なプチプチなんかに

 負けないで、きっと幸せを掴んでね!

 

 

 

 心だけは私もあなたたちの応援団の一人の気分で

 応援していますね

 と・・言ってみたかったのです。

 ごめんね、口だけで・・(__)。

 

 

 

 ※

 以下、蛇足です(__)

 

 

 

 今回の映像の中で一番、気になったのは総理の傍で

 鋭すぎる悪漢のように顔つきの警護の

 私服警察官の怖さに、外国から来た最高責任者に

 どう、映ったか、気になる強面の

 面構えで・・"(-""-)"

 

 

  

 また、二代続いてピストルで狙撃されたことから、

 警護かの警察官が分厚い鞄を手にして

 目を光らされているのは、弾丸除けの鉄板の鞄も、

 目立ち過ぎましたね。

 

 

 

 これとは別に、目の保養になったのは(失礼)

 イタリアのメローニ総理の美しさも並みではありません

 でしたね。

 

 

 

 今一人はEUの欧州委員長のフォンデアライエンさんの

 美しさも、驚嘆もので・・(*^-^*)。

 

 

 

 まるで美の競演のようで、傍にいる誰からも

 楽しそうな雰囲気が伝わって

 来そうで、

 まいりました(__)。

 

 

 

 奥様方も岸田総理や韓国の大統領の奥様も

 とても50代

 とは思えない美形の方でしたね。

 

 

 

 ただ、韓国の大統領夫人は

 彼女の兄が経済犯として逮捕されているので、

 人気も今一のようですが・・

 

 

 

 それにしても

 あのお国は歴代大統領が任期をおえると次々に

 逮捕され、

 空いた口が塞がりません。

 

 

 

 どうしたものですかね・・

 

 

 

 以上、無駄なお話で・・(__)。