古都のブログ小説 京の鐘858

 

 

 

   何より、同時期から稽古を始めたK女大の実力が確かに

  上がっていた。

 

 

 これはN大の加藤小夜や小林紀子らの成長が著しく、

   殊にそれまで、動作の切れが遅く、

   何となく下手だと思い込んでいた 小夜が、

   秋山が地方衆と話し合って、

   テンポを緩くしたことが

   ズバリ当たって、

   振りのメリハリが小気味良く仕上がって来たことだ。

 

 

 

 

 これにつられて、班長の西野薫や副班長の

   岸本文らが、上達したことで、

   周りもしっかり舞えるようになっていたのだ。

 

 

 

 不思議なもので、

   チームリーダーが上達すると配下の力も付いて来たのだ。

 

 

 

 悪いことではない。

 

 

 

 ついでに穂香も明らかに変わった。

 

 

 

  秋山が、

    一人舞の時に回転するときに片手で袖を添えて回る姿を

    教えると、不思議なことに、

    すべてが旨く回り始め、秋山も目を剥いたものだ。

 

 

 

 

 唯一つ、心配なのは志乃の病状である。

 

 

 

 

 いつもと違うのは彼女の歌謡日舞があまりにも

 訴求力があり、

 見るものすべてが惹き込まれることだ。

 

 

 

 

 これは並みの女の子の舞いではない。

 

 

 

 

 一つが旨く回り出すと、

 すべてが好調になる筋道には正直、秋山にもよく

 分からなかったことだ。 

 

 

 

 

 編集済の街流しも半ばまで来て、

 志乃が倒れる予兆を作ったひとり舞に差し掛かった。

 

 

 

 

 ここで志乃が席を立ち、

「せんせ、少し横にならせてください。

 いけませんか」

 

 

 

 

 志乃が珍しく途中、退座を言い出し、秋山は動揺して、

 声か上ずった。

 

 

 

 

「勿論、いいが、それより、体調があまり良くないのか」

「いえ、大丈夫です・・けど」

 

 

 

 

「けどって・・胸が苦しいのか・・」   

「少し疲れたので・・」

 心配していた通りだ。

 

 

 

 

 会場が騒然して来た。 

 

 

 

 

 秋山は急速に胸の高鳴りが感じられ、平静を装ったが、

 動揺は隠せなかった。

 

 

 

 

 穂香が志乃の隣のから、

 志乃を抱きしめるようにして立ちあがった。

 

 

 

 

 二人が、ふらっと傾いた。

 

 

 

 

 奈菜の悲鳴が響き渡った。

 

 

 

 

 会場は総立ちとなり、あちこちから絶叫が飛び交った。

 

 

 

 

 看護師と救急救命士が揃って駆けつけた。

 

 

 

 

「すぐ、パルスオキシメーターを・・」

 秋山の声が甲高く響いた。

 

 

 

    古都の徒然 ブログ管理者に苦言を!

 

 

 

   アメーバーでブログを立ち上げ、今日まで執筆して

 来た小説 京の鐘も

 既に857回まで続いて来たものが、

 今朝、

 こり古都のブロクの、オマケの古都の徒然を書こうと

 すると、

 まったく機能しないのに遭遇し‥

   唖然!

 

 

 

 これは、

 このブログに参加している方が膨大になり、

 管理する機関も

 対応できないほどの成長ぶりに、

 お手上げとなったものかと・・(笑)。

 

 

 

 それだけなら、しっかりしろよで終わるのですが

 あまりの大きさに

 いいねを返そうしたら、なんと、いつから

 途絶えていたのか、

 さっぱり分からず、まさに行つ戻りつの繰り返しで

 ちっとも前に進まず

 天を仰いで、声も出ず・・( ;∀;)。

 

 

 

 

 ♪ どうすりゃいいのさ、・・・

   古い歌謡曲のような現象に立ち会い、ブン剥れ

   となりて・・

 

 

 

   最後はどうでもよくなり、返信が届かなかった

   皆様には

   諦めてくださいね。

 

 

 

   私の方も何から手をつけていいやら、

   さっぱり分からず・・"(-""-)"

 

 

 

   そんな、こんなで今回は返信を拒否することに

   しました。

   

 

 

   もう

   諦めてくださいね(__)。

 

 

 

   返信が届いた方は素直に受け止めてくださいね。

 

 

 

        おしまいです(__)。