更新原稿

      古都のブログ小説 京の鐘840

 

 

 

 特設舞台での演舞を一旦、済ませると、街流しを

 再開した。

 

 

 

 新京極はD大が、

 寺町通はD女大とK女大の合同チームが舞い始めた。

 

 

 

 

 警護班が広げた道を輿に乗ったD大の志乃が左右に

 押し寄せてくる観客へ小さく手を振り、

 その後に先頭を交代したN大の小夜と、

 K女大の西野薫が立った。

 

 

 

 

 二人は、

 それまでの自分達の所属と異なるメンバーが後方に

 続くことで、

 少々の違和感を持ちながらも、怖気けることもなく、

 鮮やかな振りで、観衆の目を惹きつけた。

 

 

 

 

 新京極に代わったD大は先頭に穂香と菜奈が先頭に

 立ち、達者な舞で観衆を唸らせた。

 

 

 

 

 穂香は秋山が軽く声を開けたのが利いたか、

 一人舞のような突出した振りをせず、

 菜奈と同じ振り付けに戻り、それなりの旨さを見せ、

 菜奈を唸らせた。

 

 

 

 

  道幅が寺町通の半分くらい狭い通りを舞う、

 先頭はかなり神経を使わねば

 ならない。

 

 

 

 

 と、言うのも、

 両手を広げた時に、客の頭や顔に手が当たる

 ことがあり、

 俯き加減で舞う編み笠を被った舞では殊に気を遣う

 必要があるのだ。

 

 

 

 

 それも、

 先頭を切って舞う、

 舞い手には、それなりの舞の旨さと、

 広く周囲を見渡す、ゆとりが必要なのだ。

 

 

 

 

 小夜は一見、気弱そうに見えるが、その実、結構、

 凛とする気質があるので、

 秋山が少し早いが、トップに割り振ったものだ。

 

 

 

 

 秋山の期待に沿って舞う、小夜はいつもの速さの

 倍近い速さで、

 巧みに人にぶつからないよう、舞い踊った。

 

 

 

 

 その旨さは京の芸達者たちの目を確かに惹きつけた

 はずだ。

 

 

 

 

 小柄なので、まるで子供のような姿形だが、

 あまりの舞上手に声を失っていた。

 

 

 

 

 また、稽古不足の

 ただの大学生と見下さしていたはずの旦那衆も舌を

 巻いたものと見た。

 

 

 

 

 安堵した秋山が河野と共に、寺町通へ道を変えた。

 

 

 

 

 関西の会社の河野はそれなりに人気があり、

 群衆の中にフアンもいて、

 あちこちから声が聞こえ、それなりに応えて、手を上げて

 いた。

 

 

 

 

 新京極通りの小南はDRと一緒に群衆の中を通り抜け、

 お迎えの店から引き合いがあり、

 その都度、笑顔で相槌を打ち、その場を凌いでいた。

 

 

 

 

 やがて、笛が鳴り、流しの舞いを止め、一時休息し、

 各班が予め決めてあった店へ向かった。

 

 

 

 

 やんやの喝采の中で、

 小南がインターを取ろうと、観客の一人にマイクを

 向けると同時に小南を怒鳴りつけ、

 マイクを叩き落した男が人波をかき分け、逃げて行った。

 

 

 

 

 小南は何が起きたか分からないまま、怖さで地に泣き

 崩れた。

 

 

 

    古都の徒然 スマホ珍事件(苦笑)。

 

 

 

 スマホが故障したのかと真剣に悩み・・・なにしろ、

 毎晩、遅くまで、

 パソから

 いいね返しをしていたので、右腕が超不調!

 

 

 

 

  激痛と言うほどではありませんが

     情けなくて・・もうぅぅぅ(-。-)y-゜゜゜。

 

 

 

 そして、家電量販店へ電話し、事情を話したら、

 新しいのを買う方が、修理より良いから、一度店に

 来てくださいと言われ、

 のこのこと、

 出かけ、調べてもらったら、原因が分かんないので

 新しいのを買われたら如何ですか?と

 

 

 

  結句、結構、お高いものを買って、取り付け手順を

 聞くと、

 めっちゃ早口で言って、全然、分からないと

 言ったら

 なんと、

 NTTへ電話して、

 あちらで教えてもらったほうがわかりやすいですよ

 とのこと・・

 

 

 

 そして、

 スマホを調べていく内に、取り扱いを

 NTTから

 うちに乗り換えてくれませんか。

 そしたら、500円おまけしますとのこと・・(笑)。

 

 

 

 

 こんな安さを売りにして話に、私は降参し、

 新規契約で、

 乗り換えて、とぼとボと帰宅し、

 改めてスマホを見ていたら、なんと、

 スマホの

 WHがオフになっていたのに気づき、やられた・・!

 

 

 

 

  何ということ・・あちらは私のスマホがオフになって

 いることを知りながら、

 急いで契約を済ませて、おくり出したもので・・

 500円につられた私も迂闊でしたが、

 少し、えげつない気がして、 

 カチーン!  "(-""-)"

 

 

 

 暫し、腹の虫がおさまらない!

 と、言って、今更、返却するのも大人げないと思い

 我慢して諦めましたが

 使い道のないルーターがポツンとテーブルに

 置いてあるのも、忌々しく・・

 

 

 

   それにしても、

 バカは死ぬまで治らないものなのですかね。

 

 

  

 それにしても、

 ねっ、

 こんなのありかな・・・と