コノフィツム ブランダム(またはブランドゥム)

Conophytum blandum

Herreanthus(ヘレアンツス)節

ハマミズナ科

 

日の当たる軒下で5日に1回くらいの頻度で水やり中。

 

2/13にサカタのタネ ガーデンセンター横浜のチランジア・多肉植物フェアにて購入したもの。

 

チランジアを育てていた時にバイブル的な本を書かれていることで知った藤川史雄さん。

ある時、この方が代表を務めるSPECIES NURSERYいうお店のインスタを拝見していたところ、なんと多肉植物フェアに出られると書かれていた。これは行くしかない!と、居ても立っても居られずに向かうことにしたのだった。

 

当日いそいそと店内に入ると、通常の多肉植物コーナーの横にSPECIES NURSERY特設コーナーが出来ていた。恐らくどれも珍しいであろう植物がたくさん置かれている。

チランジアを育てていた時も、初めて藤川さんの出張販売に行って色々教えていただき、「欲しいのあればまた明日持ってきますよ~」など親切な言葉をかけていただいたのだった。以来一方的なファンなのだ。

対象はチランジアから多肉に変わったけれども、またここでお会いできるとは何かの縁。

なんとしてもこの中から一株頂いて帰らなければ!

そんな使命感のもと、並べられている株を見ていったが、困った。

 

珍しい株ばかりでどれがどういうものなのかさっぱりわからない。

 

あらかじめ買って読んでいた藤川さん監修の「ビザールプランツ」という本を思い出してみる。

 

 

 

最も見慣れないのはおそらく南アフリカのケープバルブたち。根元が露出した球根みたいに膨らんでいる。キュウリが一本土から生えてるだけのものもあった。奇怪だ。

 

それに、チランジアをやっていたときに横目で見ていたブロメリア。チランジア好きが講じて、一応日本ブロメリア学会というのに所属していた。

チランジア単体の学会がないので、チランジアも扱っているこちらの学会にチランジア好きの人が集まるのである。

このため写真を見る機会は何度かあった。全然詳しくないけれど、株の真ん中に水を貯める特性があっておもしろいヤツなので、ここで水が溜まってるのはきっとみんなブロメリア。まったくいい加減な判定だけれど。

 

そして、かろうじてわかるものを発見した。いくつかのコノフィツムがある!

やっと、いわゆる多肉植物的なものが出てきた。

しかしこちらも「コノフィツムだろうな」という程度で多肉植物図鑑以外で見るのも初めてなのだ。合っているのかは怪しい。

 

どれを買うべきか。

というか多肉植物を気まぐれに始めて数ヶ月の自分が買って良いものがこの中にあるのか。

 

藤川さんに「すみません、この中で1番簡単なのどれですか」などとバカっぽい質問なんてできない。きっと親切に教えてくださるのだろうけど、小心者の自分には到底無理だ。

しばし呆然とするも、いい考えが浮かぶ。

 

1番値段が安いものを選べばいいのでは!?

 

値段が安いということはすなわち増やしやすい、増やしやすいということは育てやすいものだろう。

例外もあるかもしれないけど、この方向は基本的には間違ってないはずだ。

 

球根のすごいの、一本生えたキュウリ、横目で見ていただけのブロメリア、図鑑で見たような気がするコノフィツム、片端から値段を確認していく。

中にはゼロが一つ多いのもあった。

危ないところだった。値段見て良かった。

 

※ちなみにここで言っている"一本生えたキュウリ"は、後でビザールプランツを読み返したところ、恐らくツブローサス(micranthus tubulosus でGoogle検索)という植物のよう。違う可能性も大。

 

いくつか見た中で最も安価な値段帯に属すると思われ、形も気に入ったのが、冒頭のコノフィツム ブランダムだった。

足袋の形をして、そら豆みたいなおいしそうなグリーンの色をしていて素敵だ。

お値段もなんとか手が出る価格だ。ただしこれまでに買ってきた多肉植物の中では最もお高い。

枯れたら凹むけれど、帰宅して調べたところコノフィツムやリトープスは夏越しが難しいのだそうだ。なんとか枯れないことを祈るしかない。

コノフィツムの詳しい育て方は上記のビザールプランツに書かれていた。得した気分だ。

 

黒い三連星のような三個並んだ姿は、三つあればどれか生き残るでしょう、という藤川さんの配慮であると勝手に思っておく。

(実際は単に根元が一つの個体なだけである可能性が高し)

 

 

 

葛藤の末に我が家に来たコノフィツム ブランダムは水が大変好きな子で、水をあげてから4日くらいで葉にしわがよってくる。

コノフィツムの根は細いので極端な加湿と乾燥の繰り返しは良くないらしい。このため、しわがより始めるとオロオロし、それでもどうにか1日我慢して5日目くらいに水をやり、6日目、7日目にしわしわだった株がパンパンに膨れてくるのを見てとても満足感に浸っている。


少しでも長く育てられるようにしていきたい。