◆採卵周期 D1

生理が来たので、チェコのクリニックの担当コーディネーターにメール。

その日は土曜日だったので、返事なし(想定内)

同時に、生理8・9日目のエコー(スキャン)検査も予約しないとなので

自国のエコー業者にワッツアップを送る。

でも気づいた。土曜日の生理開始の、生理8・9日目はつまり土日。

自国のエコー業者(こんな呼び方したくないほどその後お世話になる)は土曜日は営業しているものの、チェコに結果を送ったとて、次の注射指示の返事はない。

この辺りもチェコのコーディネーターに相談メール。ひとまず月曜日を待つしかない。

 

◆採卵周期 D2

クローゼットに眠らせてた大量の注射を出し、初診時にもらったプラン表を見て、注射開始。

2日目の夜からという指示で、Diphereline 0.1を投与。

Diphereline は、デカペプチルと同じトリプトレリンの仲間で、ブランド違いということでした。

痒くもならず、眠くもならず、ほっとしました。

 

◆採卵周期 D3

この日の朝からMERIOFERT SEY 75IU、4アンプル分、計300IUも開始。

これがきつかった。

9時ごろ投与して、15時くらいから眠気が止まらず、そこから頭痛が襲ってきて、何も口にできないほど。

21時になっても収まらないので、カロラールを飲んでDipherelineを打ち、寝ました。

 

そしてチェコのコーディネーターから返事が来た!

「D7である金曜日にスキャンを受けて。チェコ時間13時までに検査結果を送ってください。血液検査も受けてね。そして、週明けD10あたりに2回目のスキャンをしてほしい。チェコにくる?自国でする?おすすめはチェコ」とのこと。

 

2回目のスキャンは、採卵決定の瞬間になりそうだしチェコに行くとして、1回目のスキャンのために自国のエコー業者の予約を金曜日10時に取る。

ここで注意なのが、チェコ時間の13時に結果が必要とのことで、ロンドンは12時に必要。

エコー業者も快諾してくれたので、安心。とはいえ、ここは海外、5%の不安があるが。

ただ、血液検査は当日の夕方になるかもとのことで、チェコーネーターさん(略)に相談すると、「血液検査は採卵のためだから、週明けでいいわ」とのこと。

そこでふと、血液検査、2回目のスキャン時でいいんじゃないかと。

自国で血液検査を受ける日本円で3万円強とかする。

確か、チェコは、50€(日本円で7000円)とかの世界。

 

「2回目のエコーはチェコで受けるから、血液検査もそこでいい?」と聞くと「Perefect!」とのこと。

よかった、パーフェクト

 

◆採卵周期 D4〜D6

朝 MERIOFERT SEY 75IU、4アンプル分、計300IU

夜 Diphereline

 

身体も慣れてきたのか、副作用も全くない。

 

◆採卵周期 D7

朝 MERIOFERT SEY 75IU、4アンプル分、計300IU

 

10時に、自国のエコー業者で、1回目のスキャン。

自国のプライベートクリニックは、外観から全く分からない。

素敵な建物にひっそり貼られた小さな表札を見て、ピンポンを押すと、鍵が開く。

階段を上がり、エコー業者に入ると、可愛らしい女性スタッフが私服で迎えてくれる。

エコー技師の方も、私服で、おしゃれを楽しんでいる女性。

誘導されて、部屋に入ると、広い、おしゃれ。妊婦健診がメインだからか、幸せオーラに包まれている。

今回は着替えをするためのパーテーションや、紙スカートも完備。

そしてエコー開始。

そのエコーの性能が、とんでもない解像度で、卵胞を3Dでまで見せてくれた。

いつか妊娠が叶ったら、この技術を我が子に活用したい!と思いつつ、今は卵胞をくまなく見ました。

結果は、チェコーネーターさんに直接送ることもできると言ってくださったので、私も宛先に入れて、そのようにしてくださいとお願いしました。

お会計は、日本円で3万円強。

「12時までに結果をお願いします」と念を押して、帰宅。

11時50分ごろ、チェコーネーターさんと私に同時送信してくれたのですが、すごくまとまった報告書で、それだけで泣きそうに。

異国の地、英語もできないのに2カ国跨いでの不妊治療、自分が勝手にしている治療なのもあり、ちゃんと対応してくれるのか、やっぱ不安だったんだな、と実感。

 

ちなみに、卵胞の数ですが左右合わせて12個

右→(大きいものから順に)14.1mm, 13.1mm, 5.2mm, 4.2mm, 3.8mm,3.6mm

左→(大きいものから順に)10.6mm, 10.5mm,10.5mm, 7.7mm, 7.1mm, 3.2mm

内膜は 6.4mmでした!

 

チェコーネーターさんから返事が来て、D7以降のプランが変更。

翌日から、投与予定だったCLEXANEが、全て無しになったので、思ったより成長してなかったんだな、と一握りの不安を胸に「遠隔治療」の関門を突破できたのでした。

 

夜は、変わらず、Dipherelineを。

 

◆採卵周期 D8

朝 MERIOFERT SEY 75IU、4アンプル分、計300IU

夜 Diphereline

 

◆採卵周期 D9

朝 MERIOFERT SEY 75IU、この日から3アンプル分、計225IU

夜 Diphereline

 

◆採卵周期 D10

MERIOFERT はおしまい!

夜 Diphereline

そして、D10で、チェコに向かいました!深夜便はもうつらすぎたので、前日入り。