私がパートを始めたとはいえ、世帯の手取り年収は300万円強、という平均以下の貧困家庭の我が家ですが。


そんな我が家のお小遣い事情です。


まず子ども達について。

【小学生】

1ヶ月につき、(学年+1)✕100円

〈例〉

 1年生だったら、(1+1)✕100円=200円

 2年生だったら、(2+1)✕100円=300円

学年が上がるごとに100円ずつ上がり、6年生では700円と、いうことになります。


【中学生】

学年✕1000円


【高校生】

一律5000円


と、いうことになっています。


そして、お年玉など、高額をもらった場合。

【小学生】

・なにかしら欲しいものをひとつ買っていい

・残りはすべて子ども名義の口座に入金


【中高生】

一旦、すべてを子ども本人に渡して、自分で保管する分と、口座に預ける分を自分で考えて分配してもらう


と、言う感じになっています。


その他、子ども達の臨時収入として、夫の実家に行くと、お小遣いをもらったりするので。

そういうものも、基本的には本人に渡して、口座に入れたい時は親に渡すように、と言っています。


※その他、友達とどこかに行くとか、映画を観るとか、なにかしら子どもだけでレジャーに行くみたいな、そういう時はその都度、応相談でお小遣いとは別に、お金を渡すこともあります。




大人たちのお小遣いについて。

【夫】

20000円


【妻】

25000円


となっています。


なにぃ、妻の方が高いじゃないか!なのですが。


実は、私のお小遣いのうち、5000円は、夫にないしょで息子に渡しています。


何故かというとですね。


息子が学校をやめた時点で、夫が息子のお小遣いを打ち切ったのです驚き


な、何故なのか?


よく分かりません(笑)


夫が言うには。

「学校に行っていれば、外でお金が必要になって使うこともあるだろうけど、家にいるだけならお金は必要ない!金が欲しけりゃ自分で働けばいいんだ」

と、いうことらしいのですが。


辛い高校生活をイヤイヤ耐えて、なんとか頑張ってきた息子、自分から「なにかしよう」と思えるまで、なにもしない時間を持たせても良いのでは?と私は思っていて。


なにもしない期間を過ごすためにも月5000円くらい、持たせても良いのでは?と。


私から訴えたのですが聞き入れられず。

(我が家、家計の管理は夫です)


息子、アルバイトを辞めた後は、自分の持っていたフィギュアやカードゲームのカードをメルカリに出して売ったりして。

(あと、ゲームの代行とか……すごいですよね、今どきの稼ぎ方だ…)


細々と生計を立てていたのですけど。


友達とご飯行こうぜってなっても、お金がないと行けない、とか言ったりもしていて。


なんか……交友関係にまで影響がでちゃうかな、と思って。


息子とよく話して、私と息子で夫に交渉するか?と言ってみたのですが。


息子は「どうせダメに決まってる」と、諦めてしまっていて。


「私が一緒に説得に当たるよ」と言ってみたけど、「いや、お母さんが言っても無理だよ。お父さんともめるのが目に見えてる」と、夫と話すことそのものを拒絶している感じだったので。


じゃあ、私が私のお小遣いアップを交渉しよう。


私が5000円、お小遣いを増やしてもらうから、それを夫にないしょで、息子に横流しするよ。


そうすれば息子は毎月5000円が手に入るわけで。


自分でバイトしようと思えるまでは、毎月その5000円でやってちょうだいよ、と。


ただし、それ以上は渡せないからね?と。


いうことになりまして。



そして、私が夫にお小遣いアップして欲しい、と交渉をして。


私は毎月25000円のお小遣いを獲得したのです。

(まあ、私の懐に入るのは20000円ですけど)




これは余談になりますけど。


【夫】

私服→お小遣いで買う。

仕事で着る作業着→家計で買う。

下着、靴下類→家計で買う。


【妻】

私服→お小遣いで買う。

仕事着→私服と区別ないのでお小遣いで買う。

下着、靴下類→お小遣いで買う。


な、何故なのか!?


これはもう、長年の積み重ねで。


私が遠慮してきてしまった結果、ですね汗


本来、家計で買ってもいいだろう?ってものも「買って!」とは言えず、コソコソとお小遣いで買っていたのに対して、夫は堂々と「これ家計で買ってもいいよね?」と、作業着やら下着やらを買う、という。


その図式を作り上げてしまったんです………自然に。


私という人間が、子育てしていて経済的に不利だったこともあり、常に「自分にはものを買う資格がない」「すべて夫にお伺いを立てないと買えない」と思ってしまってたんで。


もちろん、そこに至るのには、まだ夫婦お小遣い制度を導入していない時期に。

(結婚当初、今より貧しかったので、互いにお小遣いは取っていなかったのです。お小遣い制度を導入したのは結婚5年目くらいのことです)


なにかを私の独断で買ってしまって、あるいは買おうとして、夫から怒られたとか、非難されたとか、文句言われたとか、で嫌な思いをしたんだとは思うんです、具体的に思い出せないけど。


それを初期に徹底的にやられたから、それならすべて、夫にお伺いを立てて買うことにしよう、となってしまった。


そもそも、自分には経済力ないしな、と。


なんていうか。


ある意味、超ーー前向きに。


元気いっぱい夫に合わせてしまったんですよね(笑)

(そこにポジティブ発動しなくていいよ案件だった、今思うと笑い泣き)




まあ、まあ、だから今は夫婦とも毎月20000円のお小遣いを取っていまして。

(夫的には私は25000円取ってると思ってるけど)


私としては、家計を管理している夫にヤイヤイ言われることなく自由に使えるお金があるだけでも、昔よりはずっと、解放されたかな、と。


思っています。



そして私は見えないところはけっこう平気でズタボロを着ていたりする(笑)

(なんでも着倒します)


よく言うじゃないですか。


「急に病気になって、救急車とか呼ぶような自体になった時にボロボロの下着を見られるのは恥ずかしいから普段からボロボロは着ないようにしよう」


的な話。


ユーミンでいうところの「DESTINY案件」ですね。


あのですね、救急車で運ばれるような自体になった時、多分、誰もがボロボロの下着なんか見てないと思うんですよね爆笑


見えても気にもとめないというか。


人命最優先、そして救急車で運ばれるということは、自分はかなり辛いはずなので、見てる人はどうか知りませんけど、自分としてはなにも気にならないと思います。


少なくとも私は気にならないだろうし、後で「ヤダ、こんなボロボロだった」となっても、友達にひとネタ提供して爆笑できると思うと。


まあいいかな。


※個人の感想です。