寒い3連休、2014年以来のキリン富士御殿場蒸溜所へ。初めて行ったのが2010年なので4~5年置きにきてますな。初回から思うと、見学コースも格段にクオリティーが上がっております。今回のツアーは「富士山麓原酒こだわりツアー」、工場見学とテイスティングセミナーがセットになった得々コースです。過去の見学では撮影不可でしたが何と一部を除いて静止画は撮影可能!50過ぎのオッサンがテンション上がりまくっています。参加者は約20名、セミナールームでツアーの概要を聞いてから、工場見学へ。

 

 

ここぞとばかり、ガラス越しに写真撮りまくり、別嬪ガイドの話も上の空…。それにしても鈍った銅感の蒸溜釜も趣があってよろしおます。

 

 

そしてツアーのクライマックスは初、熟成庫へ!マイクロバスにしばし揺られて参ります。超巨大なラック式熟成庫、聞けば少なくとも35,000樽はあるようで、これが4棟あるとか。白州より迫力を感じます。

 

 

興奮冷めやらぬままセミナールームに戻ってテイスティングに入ります。異なる蒸溜器で造られたグレーンウイスキー3種と富士山麓樽熟原酒50°と富士山麓シグニチャーブレンド。樽熟50°はすでに終売発表されたのでもうお目にかかれる事は無いでしょうな。

 

 

そして明くる日は、実はメインの江之浦測候所、杉本博司構想のアート施設。ギャラリーや舞台、茶室、庭園など見どころたっぷり。完全予約制で年齢制限もあるのでゆっくり気持ちよく楽しめます。

 

 

たっぷり堪能した後は熱海入りでMOA美術館へ。こちらもリニューアル時に杉本博司がデザイン。美術館からは熱海の海を一望できます。ミホミュージアム同様になんちゃら法人のはケタが違う!恐れ入りました。

 

 

最終日はクレマチスの丘、敷地内に美術館、文学館、レストラン、庭園がある複合施設。こちらにも杉本博司デザインのフォトミュージアムがありますが残念ながらメンテナスで休館。それでも満足な日でありやした。