「自転車中年ken」も実はクルマも大好き。

最近、久々にチョット気になる国産車が出たので、今日はクルマネタ。

普段はシトロエン2CVと旧ミニ、時々息子のデミオに乗ってます。

自転車日記-2CVとMINI
自転車日記

自転車を積んで出かける時は、デミオで出かけますが、乗員2名と自転車2台ならば自転車のタイアを外せばデミオでも車内に収まりますが、乗員3名と自転車3台では、自転車バラしても後席の乗員は、かなりキツいです。そんな時は、リアキャリアを使いますが、チョットヤバいですね。

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今日は、たまたまデミオで出かけて、このデミオを購入した販売店の前を通ったら、CX-5が2台置いてあるので、ちょっと覗いてみた。

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銀色がガソリン、赤い方がディーゼル。
写真でみるよりも実物のほうがカッコいい。最近のマツダは、デザインに躍動感がある。

室内に入ってみると、黒を基調に適度にシルバーを配したインテリアは、なかなか落ち着いており、ステアリングホイールも皮巻で小径でスポーティ。

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自転車を運ぶのに気になるラゲッジルームを見てみる。
リアハッチは、軽く開く。デミオよりも軽いくらいだ。
開けたときに、トノカバーも一緒にリアゲートにくっついて開くので、荷物の出し入れに便利だ。
そして、このトノカバーは、クルクルと掃除機のコードのように巻き取られ、床下のサブトランクにきれいに収めることができる。すると、広大なラゲッジルームが出現する。

このままでも、ロードバイクならば、タイアを外せばそのまま収納できそうだ。
さらに、レバーの操作で簡単にリアシートバックが前方に倒れ、フラットな床面となる。
リアシートは4:2:4の三分割で別々に倒せるので、これならば、リアシートに1名乗って、なおかつその隣の背もたれを倒し、自転車3台載せは、楽勝と見た。機会があったら、自転車を積み込んでみたい。

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試乗もOKということで、ディーゼルに試乗してみることに。

運転席に乗る時には、大型のSUVやミニバンのように、ヨイショットと登る必要も無いし、かといって一般的な乗用車のように腰を屈める必要も無い。ごく自然に乗り込むことができる。「ちょうどいい」サイズなのだ。シートの座面と背もたれに張り出しがあり、体をしっかりサポートしてくれる。座面長もしっかりあり、腿の裏側もきちんと支えてくれるので、オルガン式アクセルペダルと併せて、安定した姿勢を保てるので、これならば長距離でも疲れないと思う。

キーを挿す穴は無い。ステアリング左奥のSTARTボタンでディーゼルエンジンが動き出す。思ったよりは気にならない音である。軽くブリッピングしてみると、吹き上がりがすごく軽い。

走り出してみると、軽くアクセルを踏んでいるだけで、1500~2000回転の間で、充分クルマの流れをリードできる。ゆったりとした気分で運転できるので、これならば疲れない。

二車線道路の左側を走っていて、駐車車輌があったので車線変更をする。ステアリングも良い感じで反応してくれる。右側車線に移ろうとしたときに、ピピッと警告音。何かと思ったら、「リア・ビークル・モニタリングシステム(RVM)」と言って右後方に他車が接近している時に、車線変更しようとウインカーを出した時に反応する警告システムとのこと。今回のように自分で割り込みを認識している時は余計なお世話と思うが、ブラインドエリアに入ったクルマに気付かない時は、役に立つ安全装備かと思う。

試乗したのは、一般道のみで、高速のインプレッションは書けないのが残念であるが、路面の継ぎ目や荒れた路面でも乗り心地はフラットで、ボディ剛性も高いようだ。ただ、荒れた路面でロードノイズが少し気になったのが、惜しい。

ハンドリングは、クルマの大きさを感じさせないスポーティーなもので、かといって軽すぎず重すぎずで、皮巻小径のステアリングを握っていると、峠に連れ出してみたくなる。
アイドリングストップについては、信号待ち等で、知らないうちにエンジンが停止しているという印象で、再びアクセルを踏むとすぐに始動する。普段が静かなだけに、この始動の時の振動と音は、チョット大きく感じられたが、この程度ならばかえってエンジンが動き出したという安心感が得られるので、自分としては、許せる振動と音である。

短時間の試乗で、思いつくままに書いたが、次回はもう少しゆっくり試乗してみたい。

ところで、販売店にクルマを返した時に、気付いたのだが、最近のこの手のクルマに必ず付いているモノが無い。あの左フロントフェンダーに角のように生えている、みっともないサイドアンダーミラーが無い。最近では、輸入車のルノー・カングーあたりでも取って付けたようなものが生えているのだが、このCX-5には付いていない。これは、全車にバックカメラとサイドカメラを付けて、その映像をルームミラーの一部に映し出すことにより、サイドアンダーミラーの装着を不要としたようだ。なるほど、テクノロジーによるデザインの勝利だ。

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それにしても、最近のマツダのデザインは、デミオにしろ、アクセラにしろ、このCX-5にしろ、躍動感があって良いですね。バッチを外せば、ヨーロッパ車のようですが、みなさんどう思われます?