GWはどこに行っても混んでいるので、自転車ででかけることに。
自転車ならば渋滞関係無し。行き先で駐車場を探す必要も無し。
なにより経済的である。ガソリンを使わないし、電車賃も要らない。
しかも、CO2も出さないECOである。

遅い朝食を済ませ、妻が洗濯を済ませる間に、自転車を点検。
ギアを掃除して注油、空気圧を点検し少し減っていたので空気も入れる。
いざ出発。
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なるべく坂の少ない、尚且つ安全な道を選択し、のんびり走る。
途中、みなとみらいを経由して、元町から本牧へ向かう途中、道の選択を一本誤って激坂を登ることになるが、なんとか2時間くらいで目的地の三渓園に到着。
駐車場に入るクルマの列を横目で見ながら、スイスイと入口まで進み、入口の脇に駐輪。

この三渓園、横浜の人はご存知かと思いますが、元々は生糸貿易で財をなした明治の実業家の原三渓という人の元邸宅だというから、すごいですね。なにしろ敷地は175,000㎡(約53,000坪)、よく大きな面積を比較する時に、「東京ドーム◯◯個分」てありますが、ちょっと計算してみると、何と3.7個分です。あらためて、すごいですねー。

正門を入ると、すぐ目に付くのは大きな池のほとりにある藤棚。
ちょうど藤の開花時期で、多くの人たちがその下のベンチで藤を楽しんでいた。

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そこで昼食をとることにしたが、なかなか席があかず。近くにあったベンチも猫が占拠。
猫に少し移動してもらって、サンドウイッチやらおにぎりを広げると件の猫が近づいて来て、少しよこせと。
無視をして食べようとするが、今度はその猫を写真に撮ろうとする人間どもがまわりによって来て落ち着いて食事もできないので、他のベンチが空いたので早々と移動して、食事を済ます。
そこには、「猫にエサをあげないで下さい」の看板が。それを読めるのか、猫はそこまでは追いかけて来なかった。

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食事を済ませ、園内を歩く。
新緑が鮮やかである。

しばらく行くと、結婚式を済ませたばかりのカップルが、和装にて写真撮影を行っていた。
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みんなの注目の的である。

これだけ広い庭であるから、藤のほかツツジや様々な花々がとても綺麗に咲いている。

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内苑に進んで行くと、「臨春閣」という江戸時代初期の紀州徳川家ゆかりという建物があり、ここは内部も観覧できた。

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靴を脱いで、中を進むと古い建物だが、各部屋とも狩野派の筆による襖絵が立派で、とても良いものを見せて頂いたという感じである。

これは何でしょう?

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「厠」=江戸時代のトイレです。かなりゆったりしたスペースですね。


この穴は、何でしょう?中には階段が見えます。

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確か説明書きには、「別の世界へ・・・」と書いてあったような。いい加減な解説で申し訳無い。
どなたか、行った方は、よく見て来て下さい。ただし、こちの臨春閣は重要文化財で、普段は公開されておらず、5月5日までの公開だそうです。

この臨春閣を出ると、目の前に藤とサツキのハーモニーが。

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そろそろ帰り道に向かおうと先ほどの臨春閣を外から眺めるところにくると、また先ほどの新婚さん。

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準備が大変そうでした。

このツツジは見事です。

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まだまだ見ればきりがないので、今日はコレくらいで帰路につく。
帰りは激坂を避けて、元町トンネルを抜ける。
トンネルを抜けると、そこは雪国だった、ではなく、元町商店街の入口だが、混雑しているようなのでそこは入らず。その先中華街を抜けてみる。
しかしこれが大失敗で、關帝廟近くなどは車道も歩道化していて早々に退散。
横浜スタジアム脇を抜けて、みなとみらいを抜けて帰路に付く。

のんびりポタだったので、足にはまだ余力があり、途中◎が路面についた激坂もきょうは比較的楽にクリアできたのは嬉しかった。

帰宅後は、愛車に感謝の言葉をかけながら、先日自転車メンテの師匠から仕入れた秘密兵器で、チェーンからギア一枚一枚までキレイにして今日のポタリングは終わり。

これが秘密兵器。
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キレイになったギア。

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