長妻厚生労働相が、予算圧縮のため指示を出しているという。
「庁舎周辺の移動は公用車をやめて自転車で」
「コピーの両面印刷の徹底を」・・・・。
だが、指示内容を書いた書類が片面印刷になっているなど、一部に混乱が見られるという。(10/15日経朝刊)

まあこんな程度だから自転車の使用もどの程度実現するか疑問であるが、大臣の発言でお役人の自転車が増えたら素晴らしい。他の省庁にも広がると良い。とくに道路行政に関わる国土交通省の方々が自転車で都内を移動するようになれば、日本の道路も少しは自転車が走りやすくなるだろう。

さらに大幅な経費削減にも繋がる。

公用車の入札に関してはかつて民主党の川内博史議員が、衆議院国土交通委員会で、公正取引委員会に対して、国土交通省の公用車の運転業務を受注している業者が、談合を行っていると思われる件について告発。
その結果、平成20年度は169億1600万円だった費用が、83億800万円へと、実に86億800万円、50.9%も削減された。(川内議員のHPより)

別に私は民主党の肩を持つわけではないが、こんなにいい加減な税金の使い方をしていたんだと、驚くよりも呆れてしまった。

だから、ぜひ言い出しっぺの長妻大臣、自ら移動されるときは、まず率先して自転車を使ってほしいと思います。健康にも良いし、環境にも良い。また、脳の活性化にも役立つらしいです。そして都内での自転車による移動がクルマよりも速い事に気がつかれるかと思います。しかも予算の削減で、今民主党が悩んでいる(と思われる)財源が確保できる。

ここはぜひ超党派で、例えば自民党の谷垣総裁なども巻込んで一大自転車運動を起こしてほしいものです。(谷垣総裁に聞けばどんな自転車がおススメか丁寧に教えてくれると思います)