倒産続出〝EVバブル〟終焉の中国 販売わずか536台、 

 EVバブルが終焉しそうだという < 中国が起死回生で挑んだEV(電気自動車)だが、大手の「BYD(比亜迪)」など数社を例外に軒並み倒産した。 

 喧伝(けんでん)にもかかわらず、実はEVは売れず、在庫の山となっている。BYDも海外販売を開始したが、ロシア、アフリカ以外は不振だ。<

 中国の不動産大手「中国恒大集団」まで、子会社でEV製造に乗り出したが、900台しか売れず、倒産した。 

雨後のタケノコだったEVメーカーの約70%が倒産すると予想されている。 <

 

 中国で新興EVメーカーの破産が目立ち始めた2021年には、「バイトン(拜騰汽車)」が破産し、23年には「奇点汽車」が破産した。 

 続けて、山東省濰坊市に本社を置くマイクロEVメーカー「雷丁汽車」が同年5月、地元の裁判所に破産を申請した。 この雷丁汽車は12年に創業しており、「低速EV」のトップ企業だった。 最高時速が70キロ以下、駆動用電源として鉛蓄電池を搭載した四輪車。  つまりドライバーは運転免許を取得しなくても運転できる。このため17年には130万台を売った。 しかし、、、法律が変わって売れ行きが激減した。