ゴーン被告に自宅退去命令 レバノン裁判所
レバノンの裁判所は、日産自動車前会長のカルロス・ゴーン(Carlos Ghosn)被告に対し、首都ベイルート市内の邸宅から退去するよう求める決定を下した。
司法関係者が28日、明らかにした。物件を所有している投資会社が4年前、「不法占拠」だとして提訴していた。
ゴーン被告は27日、決定を不服として控訴した。
邸宅は高級住宅街アシュラフィエの一角にある。ピンク色の外壁が特徴的で、1900万ドル(約28億5000万円)相当とされる。ゴーン被告は2019年に日本からレバノンに逃亡して以来、居住している。