クーラント監視システム 日清紡グループ企業 

 

クーラントは遠隔監視しても

液寿命を根本的に延ばせる製品設計ができていること。

不具合が起きた時に、全量交換するか性能復帰ができるかが重要だということ。

ユカワ化工油株式会社、は10年前に経験してbeaconを開発しました。

 

 

 

 

 

 

D-CLUE

代表メッセージ

日清紡グループの一翼を担い、技術による課題解決を促進する

代表取締役 石川明彦

 平素より、ディー・クルー・テクノロジーズ株式会社への多大なるご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。このたび私たちは、日清紡グループの一員となりました。

 これを機に事業基盤の強化に努め、グループのアナログ・ソリューションプロバイダーとしての成長・発展を支えるのみならず、当社技術を応用した高付加価値製品を創出し、より一層、お客様からの信頼にお応えできる体制を整えてまいります。

 日清紡グループは、業界屈指のアナログ技術を保有するマイクロデバイス事業や高度な無線・通信事業を展開しており、グループで手掛ける事業や顧客にはアナログとデジタルの融合による新たなニーズが数多く潜在しています。

 そこで、当社がいままで培った 技術力と事業経験を、グループ内で融合させ、お客様が困難と感じられる課題の解決に今まで以上に邁進する所存です。

 さて、当社名のディー・クルー(D-CLUE)には「設計、開発の手がかり、糸口となり、お客様とともに目標(夢)に向かってダイナミックに活動していく」との決意が込められています。新たな出発に際し、私はこの決意をあらためて表明します。 そして、この決意を私たちが実践し続けていくために、創業から変わらず大事にしている、4つのお約束について、ここにお示しいたします。

1.「システム」設計思想で付加価値を創る

 私たちは、量子コンピューティング「Qalmo™」、創薬向けカスタムプロセッサをはじめとする最先端プロセッサ技術、超音波プローブLSI、ミクスドシグナル技術を用いたデジアナ混載LSIなど、他社では難しいといわれた数々の製品開発を手がけてきたエンジニア集団です。これらの成果は、当社が創業から培ってきたアナログとデジタルの融合設計、ハードウェアとソフトウェアの協調設計を行い、ハード・ソフトをまとめてご提供する、当社特有の「システム」設計思想から生みだされたものです。

 この思想を維持し、お客様へ圧倒的な差別化価値をお届けし続けるためには、卓越した設計開発経験および課題解決能力を必要とします。このために、当社エンジニアは設計開発の実践を通じてその何たるかを研鑽・会得すべく、日々邁進いたします。

2.「合わせミソ」で解決する

 お客様ご自身が求める機能や性能をどうやって技術で実現したらよいか、その手段さえも分からない、といった場合に、こうした思想を持つ当社エンジニアがその会話に入ることで、解決できることがよくあります。このようにエンジニア同志がひざを突き合わせて議論する手法を私たちは「合わせミソ」と呼んでいますが、これまで手掛けた多くの事案では、仕様書のない状態から、お客様とエンジニア同志が深く対話をしながら開発にかかわる形を大事にしながら課題解決を進めてまいりました。

 私たちは、お客様の「これが欲しかった」を具現化するため、いついかなる時もこうしたコミュニケーションを大切にしていきます。

3.「少子高齢化先進国」の生産性向上に貢献する

 当社は創業以来、熟達したエンジニアを積極的に採用しつづけております。私たちは「生涯青春」と呼んでおりますが、体力に不安があっても、年を重ねても、経験に見合う本質的な仕事に挑戦し続けられる環境づくりを大事にしてきました。 日本をふくめ先進国は少子高齢化がますます加速しており、社会の様々な分野で飛躍的に職場の生産性を上げる必要があります。私たちはその先駆けの企業として、「持てる技術で少子高齢化先進国の生産性向上に貢献する」ことをめざしています。

 そのために、『「数値化」「見える化」で生産性向上に貢献する』を合言葉として、培ってきた「感じて(センサ)、処理して(制御、アルゴリズム)、繋ぐ(通信)」技術をフル活用し、お客様の事業の飛躍的な生産性向上に焦点を合わせます。 高性能/高信頼性が求められる医療・創薬、産業機械、社会インフラ分野を中心に、圧倒的な生産性改善を生み出す製品群を創出し、社会変革の一翼を担ってまいります。

4.「安心・安全・寂しい人をつくらない」社会の建設を目指す

 私たちディー・クルー・テクノロジーズは、時代の変化に合わせ、会社のカタチを機動的に変化させ続けてまいりました。しかし、「人」が真ん中にいる会社、人が中心の会社としてビジネスをつくっていきたいとの思いは変わりません。当社のクルー全員が『自らの意志と情熱を持ち、人と人とのコミュニケーションを大切にする』を合言葉に、仕事に対して、本質で取り組む会社づくりに努めて参りました。 これからも、社員一人ひとりがその能力と時間を本質で使い、活き活きと挑戦し続ける会社であり続けたいと考えています。

 最後に、私たち一人ひとりの使命感を持った行動が、「安全・安心・寂しい人をつくらない」、より良い社会を実現していけることを固く信じ、至誠の心をもって邁進してまいりますので、従来にも増して、ご支援、お引き立てを賜りますよう、お願い申し上げます。

2022年2月9日

代表取締役 石川 明彦

 

発想は導電率(Cond)をBrix%に相関させて濃度を測る。

導電率の上昇で劣化を判定する。

エマルジョンが分離すると導電率は上昇します。

金属イオン上昇すれば導電率が上昇します。

そのときに濃度補正をどうするかが不明です。

エマルジョンの性状が安定していることが前提となります。

 

 

 

 

 

製品概要

    以下抜粋


※本製品はお取り扱いを終了しております
 切削加工で使用される水溶性切削油(水溶性クーラント)は日常管理が必要不可欠であり、特に濃度管理が重要視されます。

 濃度管理には、屈折計によって計測されるBRIX値が主に用いられますが、水溶液に含まれる浮上油等の影響により、BRIX値を正確に計測することが困難なケースが多く見られます。

 同社では、水溶性クーラントの導電率を計測し、独自開発のアルゴリズム(特許出願中)によりBRIX値に変換可能な計測システムを開発しました。

 また導電率センサは汚れに強い電磁誘導式の採用により、メンテナンスフリーで長期間クーラント槽へ漬け込むことが可能となっています。
 これにより人手をかけることなくクーラントの状態を常時監視することができ、また計測値を時系列データとして蓄積・解析することにより、将来的にクーラントの交換時期の予測等に役立てることが可能となります。

製品の特徴

  • 他社の導電率センサでも動作が可能
  • お手持ちの導電率センサでもクーラント液の管理が可能
  • 連続的に測定が可能
  • 別途洗浄装置などの設備が不要

クーラント液管理の課題

クーラント液は使用推奨値を「pH値が〇〇~〇〇の範囲」「BRIX濃度が〇〇~〇〇の範囲」と指定されることが一般的です。
メーカー推奨値を守るためには「pH計」「BRIX濃度計」を使用して管理し、必要に応じてクーラント液や水を補充する必要があります。

測定器は安価なもので3万円~から購入可能ですが、センサーによっては連続測定が出来ない事があり、その場合「1日に3回、社員が測定し、記録し、測定結果に応じてクーラント液の補充する」 といった作業が必要となります。