僕らは自分のことをよくわかっていると思っているけれど、時に見落としてしまうこともある。
近すぎるが故に気づくことのできない、自分の感情や想い。
その気づけないものに気づくために、僕らの無意識はどういうことをするか。
他人を使って、自分の奥底の想いを見せてくるんだ。
他人の嫌な部分ってあるじゃないか。
この人のこういうところが嫌いだとか、やめてほしいって思うところ。
実はそういう他人の嫌いなところって、自分の中にある自分が嫌だと思う部分のことなんだって。
心理学的に「投影の法則」というんだって。
例えば他人のうるさい部分が嫌いだと思ったら、自分の中にうるさい部分があって、それを出さないように抑圧している。
だから、自分が抑えている部分を惜しげもなく出している人に対して嫌悪感を抱くんだ。
つまり他人の嫌いな部分は、他人を通して自分を嫌っているってことだ。
そんなことない！って思う人もいるよね。
僕だってこれを知った時はええーっ！？って思ったよ。
でも自分の嫌いな人の特徴を考えてみたら分かった。
僕は傲慢な人が嫌いだって思ってる。
でも自分の過去のことを考えてみると、小さいころは結構傲慢なところがあったんだ。
家族に対してわがままを言うこともあったしね。
その後成長するにつれて、傲慢な人間は嫌われるっていうのを教えられたかどこかで聞いたかしたんだと思う。
その結果、今の僕は傲慢さを心の奥にしまいこんで抑えているんだ。
だから自由に傲慢にふるまっている人をみると、自分が抑えてるものを表に出している人にムカついて仕方がない。
他人を嫌う原因が分かったことで、嫌いな人を嫌いでなくなるやり方が見えてきた。
自分の中にあった嫌いな部分を認めてあげること。
もう抑えつけることをしない、そんな嫌いだった部分も好きになってみる。
僕の例でいえば、傲慢だっていいじゃないかって。
自分の嫌いな部分を好きになれれば、嫌いな人の嫌いだった部分が見えなくなってくる。
だって、もうその部分が嫌いじゃなくなるんだから。
嫌いな人のお蔭で、自分の抑えつけられていた感情に気づけたんだ。
こうなれば、嫌いな人にも感謝の気持ちが持てるよね。
嫌いな人と上手くやっていく方法を模索しても、辛いし苦しむだけだ。
自分を好きになるほうが、簡単だし楽しめるさ。
嫌いな人が見せてくれた、自分の嫌なところを、どんどん認めて許していこう。
あなたの生活がどんどん楽しいものになっていくから。
今日のとてつもなく素晴らしいこと
・朝残ってる雪がすごかったけど遅刻せず行けたこと
・面白い偶然がいくつか起こったこと
・注文してたふりかけが届いたこと
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