会社の近くでは、ざくろの花が咲いていました。
去年の同じ日には、これくらい花が咲いていて、去年に比べると少し遅めかも。
ざくろ(石榴)の花の別名は「梅雨花」。
中国では旧暦の5月を榴月(りゅうげつ)と呼ぶくらい、5月の花の代表になっていたようです。
梅雨の時季に似合う花といえばあじさいですが、ざくろも梅雨を彩るお花です。
紅一点とはざくろの花のことで、由来は中国の詩。
緑の中に一輪の紅いざくろの花が咲く様子からきているのだそうです。
今日は九州南部で梅雨入りの発表がありました。
関東甲信地方の梅雨入りは、平年では6月8日ごろ。
そして、東京のあじさい開花の平年は、6月7日ごろと、あじさいが咲くと梅雨入りも近いといえそうです。
東京のあじさい開花と関東甲信の梅雨入りを調べてみると、
去年 あじさい 5月30日 梅雨入り 6月6日
2017年 あじさい 6月7日 梅雨入り 6月7日と同日
2016年 あじさい 5月26日 梅雨入り 6月5日
2015年 あじさい 5月26日 梅雨入り 6月3日
2014年 あじさい 5月31日 梅雨入り 6月5日
・・・など、最近はあじさい開花から1週間くらいで梅雨入りに。
きょうは松山と佐賀からあじさい開花のたよりが届き、雨の季節が近づいているようです。
あじさいの開花は、真の花といって、ふだん見ている花びらの中の小さな花で観測しています。
実は、花に見えるところは「がく」なんですが、ちょっとかき分けてみると小さな花が見えますよ。
紫陽花やざくろは、雨の季節を知っているみたいですね。