桜の季節もそろそろ終わる。

だけど、黒住憲五が歌う「サクラマジック」はこれから。
私が詞を書いた「サクラマジック」の中に、

サクラ 明け方の風に
花びらは舞い踊り
いとおしく しどけなく
落ちてきた 僕の腕のなかに

というフレーズがある。
この「しどけなく」の意味がわからないらしい。

黒住さん(青学出身)「知らないよねー」
小倉さん(慶応出身)「え。知ってるけど...」
↑ やっぱり学歴で差が出るんか、と笑ってたら
村上くん(東北大出身)「あ。私は知らなかった...」
↑ そんなことはなかった。
及川は地方の短大出身だしなぁ。

ちなみに、この詞のモデルになった男は、
「しどけなく」という言葉の意味は知ってた。
ただ、「しどけなくって言葉、俺にピッタリだ」と言った。
つまり、詞の意味がわかっていない。

なぜゆえに「明け方」なのか、そして「しどけなく」なのか。

以前に、やしきたかじんの「エゴイズム」という歌を、私が意図するところを完璧なまでに説明してくれていたブロガーがいた。
そういう聴き手に出会えると嬉しい。
ああ報われた、という思いが溢れてくる。