コロナ陰性証明書 | 老$の徒然草

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もうじき80歳、ブログはボケ防止の頭の体操
This blog is essays in idleness by Oidoru and a trivia expert monologue.      

ある時中国が経済成長率をガクンと落として、それを「新常態」と言い出した。

中国らしい言い訳だと笑った。

しかし、7%だから殆ど成長が止まった日本から見れば高度成長であることに間違いない。

この新常態という新しい経済用語が英語表記になってニューノーマル。

 

コロナで新生活様式が提唱され、それが定着しないうちに、今度は“ニューノーマル”と言い始めた。

何だか知らないうちに騙されているような感じがする。

 

images79YR528Y自治会の総会を書面で済ませたが、新しい自治会長は、7月か8月に住民懇談会を計画している。

久しぶりにみんなが顔を合わせるだろう、

このくそ暑いのにみんなマスク姿、入り口で検温検査、エアコンは空気を循環させるだけだから、窓は全部開け放つ。

出来るだけ間隔をあけて座り、用意されていた団扇でパタパタ。

その頃には日本のマスクメーカーからサマーマスクが売り出されているかもしれない。

(非接触の赤外線検温器は4~5千円で買える、自治会費で購入?)

 

来年、コロナで見送った高校のクラス会がある。

都内のレストランでやるだろうがマスクをしていないと中に入れない、入り口で手を消毒、検温検査を受けてマスク姿で着席、出てくる料理は、宴会用の大皿料理ではなく全てパーソナル、

そのクラス会は、最後のクラス会になるかもしれないとみんながなんとなく思っている、

記念の集合写真は、マスクをとるの?

f0c67f1ebda3ed8991e62d95f6963c5a最後に幹事がここに会費を払えとスマホを出す、何人かは払えるが大半は何とかペイなんか知らねえと現金払い、幹事はレジでクレジットカードで精算。

(新札の渋沢紙幣は市中には流通しないだろうと言われていてその頃日本もやっとキャッシュレス社会に。)

 

 

新作の映画やテレビドラマで若い人の恋愛ドラマでもマスク姿、

そうでなければ喫煙シーンがNGの放送倫理規定違反、

お互い気が合ってマスクを外す時がクライマックス?

 

刑事ドラマで刑事も容疑者もマスク姿で2m離れてご対面、

真冬の取り調べもドアは開けたままだからマスク姿の監視役も要増員。

刑事が大声を上げるのはもってのほか、ひたすら姜尚中かんさんじゅんみたいに声を押し殺して話さなければならない、

お昼に出されたカツ丼も、食べる前に手のアルコール消毒。

何しろビデオが回っているから警察もニューノーマルでやらなきゃならない。

 

こんな漫画のようなことを回避する唯一の方法は、

みんなが抗体検査やPCR検査をやって検査機関から「コロナ陰性証明書」を出してもらうしかない。

やっと中国、韓国へのビジネス出張に「陰性証明書」を出すようになった、

これがなければ、飛んで行った先で何処かに隔離されてしまう。

 

近所のうちでも、マスク姿で出てこられるとこっちが面食らう、

いつか、「陰性証明書」を振りかざして、“この紋処もんどころが目に入らぬか”とぶちかましてやろう。