日本から送ったマスクの段ボールに書かれていた鑑真和上ゆかりの言葉に中国の若者が大感激、最近の日本のコロナ蔓延を心配、日本加油、安倍加油なんて言っている。
山川異域、風月同天
日本の長屋王が中国・唐代の高僧に送った1000着の袈裟の縁に『山川異域 風月同天諸仏子 共結来縁』と刺繍。
別の場所に暮らしていても、自然の風物はつながっているという意味で中国では誰でも知っている成句。
中国の若者にとっては日本人がこの言葉を知っているのに感動したらしい。、
でも私の年代なら高校で漢文があったし、何処の公民館でも詩吟のサークルがあるのでこれぐらいは思いつく。
韓国は、いち早く、しかも日本より多くのマスクを贈ったのに感謝の言葉なかったと切歯扼腕した。
ハングルだから漢文に馴染みがなかっただけなのに。
(東京都が使った『雪中送炭』の方は中国の故事。)
閑話休題、
日本より手際がいい国、日本も学ぶべき国がある。
台湾
台湾は感染者が一人も出ていない1月15日の時点で武漢肺炎を「法定感染症」に定めた。
更にマスク騒動をいち早く察知、国が先手を打った。
そのため買い占めなどは起きていないし、転売で一儲けなんて不届きなやからもいない。
・マスクの輸出、転売は禁止、購入は実名、しかも数量限定。
・スマホの地図アプリで薬局の在庫状況を公開している。
休校措置も実施完了済み
この結果、総統の支持率は急上昇。
近所のドラッグストアには何処もマスクなし、花粉症の季節だからか、
兎に角、安倍政権には知恵者不在。
韓国
PCR検査体制が充実、更に誰でも検査が出来るようにドライブスルー方式を導入した。
左派政権でもやることは早い、
しかし、新興宗教の集会でコロナが蔓延、政権批判が起きている。
4月の総選挙延期の可能性が出てきた。
フランス/オーストラリア
中国からの帰国者隔離にフランスはリゾート地、オーストラリアは孤島を当てた。
日本は勝浦のホテルが手を挙げたので助かった。
やはり病院船とか何か考えておく必要がある。
どうしてもカジノを作るなら有事(大震災や今回のようなウイルス禍)にそこのホテルを開放させる条件を付けるべき。
横浜生まれ、お墓も横浜だから横浜ぐらいそうして欲しい。
勿論3か所とも政府が言えば可能、カジノ参入業者がそんな条件なら嫌だというならなお結構。
中国
中国はもうITでは日本の先をいっている。
オンライン授業、遠隔診断(問診程度だとは思うが)は日本でも出来るようにすべきだ。
更に抜本的には、感染研、県の衛研、これらの組織体制は今のままでいいのか、
アメリカのCDC(疾病対策センター)のようなものを作る必要があるのか、
等を検討すべきだろう。

