孤独で結構 | 老$の徒然草

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もうじき80歳、ブログはボケ防止の頭の体操
This blog is essays in idleness by Oidoru and a trivia expert monologue.      

日本には国民に愛想をつかされた孤独な首相がいる。 

一方、日本と同じ島国のイギリスには何と「孤独担当大臣/Minister for Loneliness」が存在する。

イギリスは、成人の5人に一人が孤独だという、

孤独は健康を害する現代の伝染病と捉え、イギリス政府は担当大臣を置いて予算も組んで様々な施策を行っている。

 

その施策の内容は、

 

①シルバーライン   そこに電話すれば話し相手になってくれるボランティアがいる。

②カフェの相席    「相席歓迎」と書かれたテーブルに座っていれば話相手が現れる。

③公園のベンチにも同種のプレート/TALK TO ME BENCHがあり、そのベンチに座って出会いを

 待つ。

④Walking football(歩くサッカー、走ってはいけないサッカー?)

⑤Men's Shed(男たちの小屋) 公民館のような場所の一角にDIYの道具を集めて皆でモノづく

 り。

まだいろいろあるが、上記の①~③は日本人には違和感があるし、そもそも孤独が健康に良くないというのがピンとこない。

 

tenor寿命を判定する死時計/Death Clockというのがある。

これは、生年月日、BMI/Body Mass Index《体重kg ÷ (身長m)2 》の他に喫煙か非喫煙か、そして楽観的か否かを入力すればたちどころに死亡日が出てくる。

注目すべきは、最後の楽観的か否か、もしかしたらこの項目が孤独か否かにあたるのもかも、・・・・

イギリスは、離脱だ残留だでシリアスではあるが国中を沸かせた問題があったり、北アイルランドでは未だに宗教対立がある。

ブレグジットについては、イギリス国民が経済より昔のイギリスに戻ることを選択したのだろうか?

日本人は宗教の呪縛なんてないし宗教上の対立はない、

教会とのつながりがあってもイギリス人は孤独なのだろうか?

 

日本も孤独死(何と8割がじじい)が取沙汰されるが、大半の人は癌かなんかで病院で死んでゆく。

自宅で心臓発作で死んだら大往生(これが本当のPKK/ピンピンコロリ)、尤も発見が遅れたら迷惑ではあるが、・・・

 

孤独か否かは本人の主観の問題、

孤独を好む人もいるし、その反対の人もいる。

人恋しければ、日本にだっていろんなメニューはある。

 

私自身は、両親と同じようにそういうところと無縁のまま終焉を迎えたい。

両親は、何度誘われても老人クラブは断固拒否、理由は保育園児や幼稚園児じゃあるまいしだった。

 

気になるのは、孤独の健康被害は、たばこを1日15本吸うのと同等だとか、

私はたばこを吸っている、

もう何年も健康診断を受けていないし、健康保険は使ったことがない。

健康保険、介護保険、医療保険で年30万円払っていて、今のところ微力ながら人様のお役に立っている。

 

人生最後のステージこそ、一人でハッピー、孤独万歳!でありたい。

 

以下に孤独問題解説ビデオと読みたくはないが、こんなお節介な、啓発本も出ている。