私は、60才の時に車を止めた。
車好きの親父が85才の時に私が車を取り上げた。
福岡に居た私は、大学生の甥っ子(妹の息子)に電話、
“おじいちゃんに友達とスノボに行くので車を貸して欲しい”と言って車を借りなさい、
その車は返さずにずっと乗っていていいよと、
未だ買ったばかりの4WD、私の魂胆を知らない親父は孫に車を差し出した。
暫くしてお袋から電話、親父が元気がないと、
心を鬼にして無視した。
幸い、週2回、弟の嫁さんが両親を乗せて買い物やクリニック(持病なんかないのにクリニックでの按摩が楽しみ)に連れて行ってくれた。
それが5年以上続いた。
さて、高齢者の事故が多いのは本当か?
事実は、60才~75才の事故率は25才以下より少ない。
メディアと違って科学的なのは保険会社、保険は統計学だから事故率を冷静に分析している。
国土交通省は、高齢運転者の交通事故対策として、2021年11月以降に販売される新車の乗用車や軽自動車に自動ブレーキを搭載するよう義務付けると発表した。
同省によると自動ブレーキの義務化は世界初だという。
