バラと戦争 | 老$の徒然草

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もうじき80歳、ブログはボケ防止の頭の体操
This blog is essays in idleness by Oidoru and a trivia expert monologue.      

六本木から国立競技場まで地下鉄、そこから歩いて新宿御苑に入った。
暫く歩いた後に木陰のベンチで憩う、
汗ばんだ体に微風が心地いい、
こういう気分は一年に一度あるかないか、真夏ならこうはいかない。

新宿御苑のバラ園は、何故かドイツのバラが多い。
バラの育種で有名なコルデス社のリリーマルレーンもその一つ。

リリーマルレーンは戦時中のドイツの歌謡曲、
戦場の兵士が故郷の恋人(リリーマルレーン)への思いを歌ったもの。
アメリカに渡ったマレーネデートリッヒが歌ったレコードが大ヒット、
ドイツ、そして敵の連合国兵士も聴いたり口ずさんだ。



エーデルワイスもドイツ軍山岳部隊の兵士を中心に歌われていた歌。
映画『サウンド・オブ・ミュージック』で歌われて有名になった。
白バラのエーデルワイスは、ドイツではなくデンマークで作られている。
リリーマルレーンもエーデルワイスも歌が先、バラは戦後になって作出された。

戦火のバラと言えは゛「ピース/フランス」と戦後に作られた「ピースメーカー平和を守る人/イギリス」、
この二つも新宿御苑にあったが撮り忘れた。
リリーマルレーンとエーデルワイスはプレートも映っていたので特定できたがあとは分からない。


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