働かなくても1ヶ月30万円支給 | 老$の徒然草

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もうじき80歳、ブログはボケ防止の頭の体操
This blog is essays in idleness by Oidoru and a trivia expert monologue.      

私のように普段働いていない人間も、いつも一所懸命働いている人も、この連休は家で休養したり行楽地に出かけている。
今日は〝こどもの日〟だから小さな子供の親は、子供のリクエストにこたえなければならい。
日本全国、回転すしはどこも一杯だろう。

働らかざる者食うべからず、
働くのが嫌な人も何となくそう思っている。
本当にそうなのか、
無理して働くこともないという考えは不謹慎なのだろうか。

一方で働きたくても働けないことも沢山ある。


人口800万人のスイスは10万人の署名を集めることが出来れば、その提案を国民投票にかけることになっている。
今年の6月に所謂ベーシックインカムの是非が問われる。
働いていても働いていなくても大人一人1ヶ月30万円、子供なら7万円支給するというもの。
反対論も多く否決されるだろうが注目を集めている。

ベーシックインカムを導入したらみんな働かなかくなるのでは?
これはそんなに心配しなくてもいいらしい。
犯罪を犯して禁固刑を科せられても懲役刑を望むように、
人間は、仙人みたいな生き方を選択しないからである。

日本でも

このアイデアを東日本大震災や今回の熊本地震のような激甚災害時に適用したらどうかという提言がなされている。
世界有数の地震災害大国だから傾聴に価する。
その提言はこんなもの。

緊急に個人単位・無条件の所得保障として被災地域のすべての人々に月額15万円の支給を。
期間を5年とし、支給対象地域を岩手・宮城・福島三県および近隣県の被災基礎自治体とする。
支給の条件を「個人単位・無条件」とすることで、一人ひとりの生活の多様性を損なわない柔軟な所得保障が実現され、将来が見えない被災者の物質的・精神的な支えとなるであろう。
地域の消費にまわることで地域自給を促す迅速な経済回復にも有効である。地域・地方の経済再生は、個人への所得保障から始まるといっていい。
さらに、この所得保障をベースに、医療・介護・雇用・住宅・教育・子育てなどの支援(現物給付など)を総合的に組み立てることもまた、すべて政府の責任においてなされるべきである。
所得保障によって、義援金を地域のインフラ整備などにも回すことが可能になる。

ベーシックインカムとは?

そもそもベーシックインカムとは、最低限の所得保障の一種で、政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を無条件で定期的に支給するというものである。

メリットは?

メリットとしては、貧困対策、少子化対策、社会保障制度の簡素化による人員削減、利権の縮小、小さな政府の実現、が主に挙げられる。

デメリットは?

一方、デメリットとしては、労働意欲の低下、財源の確保、また在住外国人に対しても同様に支給した場合移民が殺到し財政破綻する可能性がある。

スイスで署名活動を推進した中心人物は、
「ベーシックインカムは貧困の削減だけのためのものではなく、むしろ生き方、働き方に関わる問題だ」と語る。
「現在の経済のしくみでは、一部の特権的な人びとはともかく、多くの人は食べるために働かなくてはならない。
仕事とは、本来、共同体のため、他の人のため、社会のためであるはずなのに、それが自分と家族が何とか生きのびるためになってしまっている。
ベーシックインカムの導入によって、人は目先の生活の必要から少し離れて、自分が社会のために何ができるのかを見つめて、そのために生きていくことができる」。