未完の作品A | 老$の徒然草

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もうじき80歳、ブログはボケ防止の頭の体操
This blog is essays in idleness by Oidoru and a trivia expert monologue.      

大昔、東京都現代美術館に行ったら横尾忠則とアンディウォーホールのポスター展をやっていた。
更に人間が腰かけられる巨大な消しゴムとか流しっぱなしにしたビデオ映像と組み合わせた作品など変なものが一杯、
その時、本人がこれが作品だ、芸術だと言えばそれが現代美術なんだと理解した。

寝ながらパソコンを片持ちしたためにヒンジが破損、
たった2年でお釈迦、
そのまま廃棄するのも癪、
これで作品に仕立てるために額縁を買ってきた。
油絵用で5千円。
作品の名前も決めた。
「不可視の情報」
あるいは
「未開の都市鉱山」

ところがデスクトップと違って簡単に引っ剥がせない、キーボードの裏側にもいろんな電子部品が付いていて無理したら、本当にバラバラに壊れてしまいそう、
そうなったらオブジェもへちまもない、・・・

15年前パソコンを自作した時に初めて台湾製の基板(マザーボード)を見て感激した。
キンキラキンに見えた。
しかし、このacerの基板は全ての部品が小さくてキラキラ光輝く感じがしない、
作品の制作意欲もしぼみ、もう半分後悔、・・・・・・

認知症のじじいがやってきたと迷惑、ビックリさせるかもしれないがPC DEPOTに持って行ってどうやって分解するのか聞いてこよう。

最悪、空のまま額縁を飾ろう、
これ、小野ヨーコがやってまんまとジョン・レノンが引っ掛かった。
二人は結婚、その時まで無名だったヨーコ・オノはビッグになった。

今は昔と違ってパソコンの処分は簡単、それらを回収すれば、基板から金、銀、プラチナ、パラジューム等の貴金属と鉄、銅、アルミなどを回収出来る、
そういう技術が確立されたので無料で引き取っても採算があうらしい。
このパソコンからもう一度使える資源を回収することで「都市鉱山」という。

右の宣伝チラシのようにパソコンが1台入っていれば一緒にどんなものを詰め込んでもいいらしい。
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