築地から文京区に越境入学、彼だけが黒い革靴だった。
当時の都電の定期券は、都内全域の路線図が印刷されていて、それに赤鉛筆で乗車区間をなぞっていた。
ある時、そいつが自分で描いたという定期をみんなに見せた。
本物と寸分変わらない、みんな吃驚たまげた。
あの頃、少年雑誌で一番人気の絵が小松崎茂だった。
築地の子がその雑誌を学校に持ってきた、
みんなで見ながらため息をついた。


ガラスや水を描くのは難しいと思う。
写真と見まごうイラストを描く人がいる。
現在はYouTubeのおかげでこれを描いて投稿した作者はお金になる。
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