ホンダジェット | 老$の徒然草

老$の徒然草

老$の徒然草 
もうじき80歳、ブログはボケ防止の頭の体操
This blog is essays in idleness by Oidoru and a trivia expert monologue.      

我が所沢は、凡そ100年前、日本で最初の飛行場が出来たところ。
フランスから購入した複葉機が所沢の空を飛び、その10か月後には国産機を完成させている。
ライト兄弟の初飛行前に飛行機を設計していた日本人がいた。
しかし、人が空を飛べるなんて出来っこないと言われていた時代、
世間からは、全く相手にされなかった。



ホンダジエットの工場は、アメリカ・ノースカロライナ州にある。
この間初めて日本まで飛んできた。
創業者・本田宗一郎の夢を実現するために始めた航空機開発が実を結び、今やっと小型ビジネスジェットの量産を開始した。
ホンダは、実に不思議な会社である。
当初、オートバイメーカーのホンダに、飛行機なんて作れっこないと言われた。
富士重工業(旧中島飛行機)やロールスロイスのように航空機メーカーが自動車を作った例はあっても、その逆のケースはない。
一般的に航空機産業では、機体とエンジンは、別々の会社が作っている。
ボーイングもジェットエンジンを生産していないし、三菱のMRJもエンジンは、アメリカのプラット・アンド・ホイットニー(P&W)社製。
ホンダは、エンジンも自社開発、両方とも開発・生産を手掛ける民間企業は、世界に例がない。

大昔、発売間もないCVCC(複合渦流調整燃焼方式)搭載のアコードを買った。
アメリカの厳しい環境基準(確かマスキー法)を最初にクリアしたのがCVCCを搭載したシビックだった。
ホンダは、触媒を使って低減する方式ではなく、CVCCの画期的な低公害エンジンを開発した。

ホンダジェットは、主翼の上にエンジンを搭載するという独創的アイデアで機内のスペースを広く取ることが出来、圧倒的な巡航速度と航続距離という相反する性能を世界最高の水準を達成した。
価格/5億円、受注機数/100機、ビジネスジェットの市場規模/2兆円。
このクラスの小型ビジネスジエットの部品は、70万点、そのうちのいくつかは石川県白山市で作り始めている。

ホンダは、園芸用具も作っている。
5/12から所沢・西武ドームで国際バラとガーデニングショー開催される。
毎年、ホンダは、カセットボンベで駆動する家庭菜園用の小型耕運機を展示する。
四輪の芝刈り機は、欧米では大人気。
その芝刈り機を改造して高速道路を走るスピード狂が現れた。
何と180㎞を出してギネス入り。

☆日本の航空機産業の未来☆

日本の航空機産業は、敗戦によって欧米に大きく出遅れた。
アメリカによって航空機開発を禁止されたからだ。
ジェット戦闘機は、アメリカ製を押しつけられ、自主開発は拒否されて共同開発をのまされてきた。
現在、日本独自のステルス機/心神を開発しているが、これはうまくいってもゆめゆめ輸出なんかしないでほしい。

三菱MRJとホンダジェットが成功しなければ、日本の航空機産業は、何時まで経ってもアメリカ・ボーイング社の下請けに甘んじている状態が続く。
夫々の国には得意不得意があり、残念ながら日本には、GoogleやFacebookのようなIT企業の誕生は期待出来ない。
自動車が何とか元気なうちに付加価値の高い航空機分野で新たな地歩を築いて、
いずれボーイングとエアバスが独占している大型旅客機市場への参入を果たしてほしい。

にほんブログ村 シニア日記ブログ 70歳代へ
にほんブログ村