造船復活? | 老$の徒然草

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-日本では大したニュースでなくても韓国ではビッグニュース-

韓国・聯合ニュースによると、日本の造船企業が韓国と中国を抜き、1月の受注実績で世界1位になった。
月間ベースの受注量で日本の企業が1位になるのは、2008年3月以来6年10カ月ぶり。
韓国の造船業界関係者は、「高い技術力を持つ日本は中国よりも怖い存在だ」と話している。
日本の造船は、韓国に抜かれ、更に気が付いたら中国が1位になっていた。
現在、中国企業で世界一は白物家電のハイアール、パソコンのレノボ・・・・・etcいろいろある。

以前、中国の世界一を調べたことがある。
港湾でコンテナなどの積み荷の上げ下ろしをやるガントリークレーンで中国が世界一になっていた。
大した技術はいらない、設置工事費も安いだろうから、さもありなん、それに近い日本の造船が衰退するのもしょうがないと思った。

今回の造船復活で一番効いたのは、勿論円安、それと苦境に陥った造船業界の再編が終わっていたこと、更にシェールガス革命で日本が得意とするLNG運搬船の需要が高まったことも幸いした。

中国は、普通のバルク船などの貨物船や潜水艦、軍艦などの需要がまだまだあるだろう。
去年、茨城の那珂湊で見た漁船は、みんな真っ白、小笠原にサンゴを獲りに来たあんな船は全く見当たらない。
ということは、中国は漁船なども、これからも建造しなければならない。
日本と違って堅調な内需があるから、日本のトップは一時的なものと見た方がいい。
むしろ、スマホを初めとする様々な分野で中国企業との価格競争に巻き込まれている韓国の方が影響が大きい。

日本で最初に洋式船を建造したIHIや重工が、未だ船を作っている、そればかりかロケットまで作っている。
幼馴染で、理系の頭のいい奴は三菱重工、IHIに就職した。
しかし、みんな船以外の仕事をやって定年を迎えた。

大昔、三菱の長崎造船所を見学したことがある。
造船技術のキモは溶接、戦艦武蔵の時代も今もそれは変わらないと言っていた。
現在でも、溶接技術のコンクールでは、重工などの造船の溶接工が上位を占めている。
構造不況業種の代表格だった造船が持ちこたえたのは溶接工の伝統芸にあるのかもしれない。

アベノミクスは、近隣諸国(実は中国と韓国だけ)にとって迷惑千万と、習主席が言っていた。
今回のニュースで何となく腑に落ちた。

一方、彼の国はしたたか、国民の年金を運用している政府系投資ファンドは、日本の大企業の株を買っている。

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