早咲き桜で有名な伊豆河津の山奥にパリ郊外にあるバガテル公園を忠実に再現したバラ園がある。その開園記念に作出され、同園に贈られたバラが『伊豆の踊り子』。
4、5年前、バガテル公園に行った時にその『伊豆の踊り子』を買って来た。
このバラ、何故か今頃咲く、それも一輪だけの小さい黄色の花。
何年経っても大きくもならなず、全く期待外れのバラ。
『伊豆の踊子』も『雪国』も読んだことはない。
それどころか、私は、川端康成が嫌い。
その理由は、川端康成の弟子・〇〇(固有名詞が出て来ない)を読んだから。
何と、そのお弟子さん、まんまと師匠に家を騙し取られ、悔しくて夫婦で手を取り合って泣いたと書いている。
日本ペンクラブ会長、売れっ子作家でかなりの収入もあるはずなのに、貧乏な弟子から家作を巻き上げるなんて。
日本でもっとも美しい文章を書いた作家と言われながら、実は睡眠薬中毒になってからの著述は、代作だったとも言われている。
ノーベル賞受賞後の『美しい日本の私』も知らないが、川端康成は、凡俗の私に人間の二面性を教えてくれた。
自己愛の強い人は、他者に対する人間愛はないのだと。
しかし、この話はこれで終わらない、今調べて驚くべき記事を発見した。
まず、〇〇は、耕 治人(こうはると)、
そして、以下の記述が続く、
耕 治人は、戦前から川端康成の世話になっており、戦後、川端の妻の弟に土地を貸して家を建てさせ、その後、土地をとられたと思い込んで争い、川端没後、川端一族を非難する『うずまき』『母の霊』などを執筆した。
耕は遂に当のを相手に裁判を起こしたが敗れた。
妻の川端秀子が『川端康成とともに』で経緯を明らかにし、耕の妄想であったことが明らかになった。
秀子は、平野謙の陰謀だとしている。
何だか良く分からない、本当に妄想? そして唐突に、有名な批評家平野謙である、私は騙されていたのだろうか。
耕 治人の私小説では、主犯が奥さん、従犯が見て見ないふりを押し通した川端康成になっている。
《もう一度行ってみたい河津バガテル公園》

にほんブログ村