日本橋周辺には、戦前に建造された日本銀行、三越、高島屋、そして一際威容を誇る三井本館が残っている。旧三井財閥の総本山・三井本館は、ギリシャのエンタシスを施したビル、アメリカ人が設計、アメリカの会社が建てた珍しい建物で国の重要文化財に指定されている。
日本橋界隈の再開発の目玉事業に、三井本館内部をホールに改装、そこでクラシック、オペラ、時にはロックコンサートでもやったらといいと、その前を通るたびに思う。
三菱地所の丸の内の再開発が一段落した今、三井グループによる日本橋と大手町の再開発が進められている。来月には、新しい商業施設、コレド室町2と3がオープンする。
日本橋初のシネコンも誕生する。
三井本館を調べて吃驚、たまげた。
何とそこには、小泉純一郎の個人事務所と『国際公共政策研究センター』が入っている。
総理を辞めた後、財界が10億円を拠出、小泉純一郎のために、シンクタンクと個人事務所を作り、毎年の運営費、1700万円の顧問料、自宅から送迎も負担してきた。
たぶん、彼は歌舞伎やコンサートに行ったり、パーティーに招かれたり、横須賀では味わえない東京の華やかな生活を満喫していたはず。
私なら、こんなおいしい生活を捨てきれないから、原発の売り込みだって何だってやるだろう。
小泉純一郎は、昨夏フィンランドの世界で唯一の高レベル放射性廃棄物の最終処分場・オンカロを視察した。そして突然、私は騙されていたと言いだした。
それを最初に言った相手が原発メーカーの首脳陣、勿論彼らもシンクタンクと小泉事務所のスポンサー。
今、もんじゅの存続について学者と政府筋がもめているらしい。
たぶん、学者の言い分は、もう高速増殖炉は、日本だけがシコシコやってきたものの幾ら金を注ぎ込んでも無理、技術的にも成算がないと白旗を上げたのではないか。
しかし政府は、もんじゅを断念すれば、次には六ヶ所村に飛び火、夢の核燃料リサイクルのシナリオが破綻する、それだけは何としても避けなければならない。
いずれダメでも、今は夢と思って巨額の金を注ぎ込む、電力会社は屁でもない、費用は税金だからだ。
自民党と官僚の一番大事な使命は、問題の先送りだからよくあることだ。




都知事選が終わって、小泉純一郎曰く
残念な結果だけどねえ。
これからやはり原発ゼロ、国づくり、大事だからね。
これからも続けていきますよ。
まあいい経験だったなあ。
人間ねえ、年をとってもやるべきことを見つけると元気が出るもんだよ



今回の小泉劇場、原発云々より、これが最も熱いメーセージ!!
議員が永年在職表彰を受けると二つの特典があった。
ひとつは画家に100万円支払って肖像画を描かせて国会の委員会室に飾る、もう一つは死ぬまで毎月30万円の交通費名目の金が非課税で支給される。
野党の議員もみなこの恩典に浴している。
小泉純一郎は二つとも辞退した。
1997年のことだった。
三井本館は、普段は厳重に警備されている。
何か催し物が開催されていれば、三井本館最上階にある「三井記念美術館」へは日本橋三井タワー経由で入れるらしい、一度忍びこんでみたい。
《変人の愛唱歌》


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