雪見灯篭は、笠(かさ)と呼ばれる部分が、大きく薄くここに、雪が積もったのを、鑑賞できるようになっている灯篭。大昔、5000円で買ったスレート製のまがい物、捨てるわけにもいかないのでそのままにしてあった。
今日やっと出番を迎えた。
しかし、雪は未だ暫く降り続く気配、度が過ぎれば風情もない。
この写真は、金沢兼六園の雪見灯篭。水辺に置いて、大きな傘で灯火を下向きにする、これが雪見灯篭の正調。灯篭は、文字通り灯(あかり)籠(かご)、元々は寺院の庭園や参道の照明用、奉納されたものは、献灯という。
南部鉄器の軒先に吊るすタイプもある。
灯がともされた灯篭は、一度も見たことはない。
未だ、深々と降っている。
トリビア
◆ロッテの雪見大福は、冬の定番、冬でもアイス食えーの商魂?
◆雪見障子は上下、猫間障子は横にスライドさせる、猫でも開けられるのかと思いきや
元々は障子を閉めたまま猫が出入りできる工夫が起源。
◆窓の雪は中国の故事・蛍雪の功に由来、月明かりの反射光を利用するというが寒くて
風邪をひいちゃう。
雑誌の廃刊が相次ぐ中『蛍雪時代』は生き延びている。
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