この音楽祭は、フランス発のクラシック音楽の祭典。
一方、7月にはパリでジャパンエクスポが開催されている。
来場者にマンガ、テレビゲーム、ファッション、音楽など現代文化、また日本の伝統文化を紹介する、日本の同種の催しより巨大なスペースで繰り広げられ、年々来場者が増えている。
世界陸上の中継が終わったら、深夜のテレビがその模様を伝えていた。

この祭典のフィナーレに“ナイトメア”というビジュアル系のバンドが登場した。
彼らにとっては、初めての海外公演、それを待ち望んでいたフランス、イタリアの若者達は、大喜び。
20年ぐらい前に、“いか天(三宅祐司のいかすバンド天国)”の後継にあたるアマチュアバンドコンテストの地区決勝大会に出かけたことがある。
主催者はNHK BS、ファンサービスにまだ売れていないルナシーと、当時はまだ人気のあった、中村あゆみが出演。
たまたま、中村あゆみの大ファンが居て、その彼に連れてってもらった。
出演するバンドの親が何人かいたが、その人たちを別にすれば、変な親爺一人、場所を間違えた感じで一寸恥ずかしかった。
テレビで見たナイトメアの演奏は、じじいの私には20年前に見たルナシーや他のビジュアル系アマチュアバンドと変わらない感じ。
調べてみたら、このグループ、X Japanとルナシーから大きな影響を受けている。
驚いたことにフランスの若者は、みなCDを持っていてナイトメアをよく知っている。
日本では、もうダサイ(私がそう思うだけ)と思われる音楽とファッションが彼の地で大うけなのに、びっくり、たまげた。
私は麻生太郎と同じ年だが、漫画は読まない。
それでも、同人誌が同人雑誌ではないこと、DTPがいち早くこの分野に活用されたくらいは知っている。
しかし、初音ミク、きゃりーぱみゅぱみゅ、ももクロ、パフューム、そして今日見たナイトメアのようなビジュアル系が、欧米でも受けるというのが判らない。
アニメの主題歌を歌えば、すぐ海外に知れ渡るからアニメの力は凄い。
だから、アニメや音楽は、日本語が障害にならずに国境を越えていけるのだろう。
最近やたら増えたお笑い芸人は、言葉だけだから海外進出なんてありえない、深夜のテレビでは、ただ仲間内で盛り上がるだけだ。
欧米人が、来日して、銀座や原宿、あるいは、お台場のショッピングモールを見てもおもしろくないだろう。
しかし、秋葉原に行ったら違うかもしれない。
そこはフィギア、ロボット、模型、同人誌、CD/DVD・・・・・Cool Japanのおもちゃ箱。
漢字が読めないという理由だけで、皆が寄ってたかって麻生太郎をこけにした。
そして、秋葉原に、J Pop Culture の殿堂を造る計画を葬り去った。
新聞、テレビ、民主党にとって、サブカルチャーが敵だったからではない、小生もそうだが、そのサブカルが解らなかったんだと思う。
今にして思う、大した金じゃないから作っときゃよかった。
麻生太郎は、安倍総理の後釜なんて狙わないで、ご自分の得意な分野で尽力してほしい。
彼は、サブカルチャーの影響力が、日本の安全保障、防衛にも繋がるとの持論がある。
中韓の反日政策に、同じレベルで対抗してもしょうがない。
それは、ただのミラー効果でしかないし、相手を利するだけだからだ。