ジュークボックス | 老$の徒然草

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もうじき80歳、ブログはボケ防止の頭の体操
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老$(オイドル)の徒然草アメリカ人は、何故ジュークボックスが好きなのだろうか?
日本にも進駐軍と一緒入ってきたが、値段が高いからかあまり流行らなかった。
アメリカでは、1950年代に一般家庭向けに白黒テレビとラジオとプレーヤーを一体にした電蓄が大ヒット。
当時の映画を見れば、何処の家庭にもあった。
このプレーヤー、オートチェンジャーが付いていて、SP盤でもEP盤でも複数枚のレコードを自動再生出来た。

ジュークボックスは音楽の自販機。
アメリカでは、家庭の電蓄でレコードを聴くようになる以前、戦前からこの機械が普及した。
最盛期は発売されたレコードの半分以上がジュークボックス用だった。
ジュークボックスのメーカーも何社かあり、大量に作られたから大量に残っている。
ジュークボックスに郷愁を感じる人が大勢いるので中古のマーケットがあり、今でも復刻の新品が60万円から100万円で売られている。
愛好者が多いからアメリカのサイトには画像もたくさんある。
老舗メーカーの創業者はドイツ人だったので、現在、工場はドイツにある。

銀座二丁目に『ニューヨーカー』と言う喫茶店があり、昼間でもボックスシートで店の女の子とおしゃべりが楽しめた。
元々進駐軍相手の店としてオープン、アメリカンポップスを大音量で流していた。
横須賀の基地にあるような店が、ぽつんと一軒、銀座のビルの地下にあった。
コーヒーが150円、学生はそれ以上取られることはなかった。
50年以上前の話。

●コニーフランシス/ヴァケーション、ボーイハント、カラーに口紅
●ニールセダカ/恋の片道切符、カレンダーガール、おおキャロル
●ポールアンカ/ダイアナ
●パットブーン/砂に書いたラブレター、アイルビーホーム
●プレスリー/監獄ロック、好きにならずにいられない