パリで逢いましょう▽7区リュ・デュ・バック▽エッフェル塔が見守る街のカフェの日常 2012.12.28放映
パリの左岸の中心部に位置し、エッフェル塔やアンヴァリッドなど観光的にも美しい建造物のならぶ、とてもシックな街。軍の施設や政府・国会の施設、大使館など、7区に居並ぶのは多くは政治的な公的機関。元は革命後のブルジョワジーたちの豪邸だったところが、今や公的施設へと多くは様変わり。
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フランス革命は、1787年、といことは、200年以上前の貴族の館が、役所として現在でも使われていることになる。多分、日本でいえば、大臣、次官、局長、大臣官房等の執務室がそこにあって、その下で働く人たちは、新市街地のオフィスにいるのだろう。
古い石造建築は、不便のところもあるだろうが、内装さえ変えれば、使えるからいい。
更に、そこで仕事をする人たちには、えもいわれぬ満足感も与える。
この地区は、少ないが、住宅もあって、パリ一番の高級住宅がある、サルコジなんかが住んでいるのかな。
この夏、この貴族の館がどうなっている知りたくて、渋谷のル・シネマで「屋根裏部屋のマリアたち」を観に行ったが、よく分からなかった。
そこは、1軒屋ではなく、集合住宅なのだが、1軒1軒が縦長になっている(多層のメゾネット?)、そして最上階がメイドが住む屋根裏部屋。屋根裏と言っても、現在のロフトとも違う感じ。
最近は、この屋根裏部屋が下のフロアと遮断され、新たに設けた外階段で上るらしい。6階か7階だから、住んでいるのは、学生か若者が多いという。
日本は、高度成長期に作られた高速道路や橋の補修をやらなければならない。川砂が足りなくて、海砂を使ったところは、鉄筋が腐食しているからだ。
ホントかどうか知らないが、パリの石造の石は、建物の建っている地下にあったものを使ったという。であれば、これぞ本当の地産地消。
映画「根裏部屋のマリア」は、1960年代のパリを描いている。とてもいい映画だった。

