緩和ケア病棟へ… | 膵臓癌と涙と希望

膵臓癌と涙と希望

2016年10月
膵臓がん告知
ステージ1a
膵頭十二指腸切除術
2018年10月
膵尾部に新たな腫瘍確認
2018年12月
膵尾部脾臓摘出術
2019年10月
腹膜播種と局所再発
抗がん剤治療
2020年6月
腹膜播種の病変が増大
抗がん剤治療終了

入院します


ここのところ
夜は特に
ずーっと痛くって痛くって


訪問診療でできる範囲のことは
すべてやってもらいました


Dr.は
「入院してお薬の調整をしましょう」
と言われました
 

モルヒネを常時皮下注射し始めて
五ヶ月が経とうとしています

Dr.から『限界』
という言葉も出始めました

お薬の次のステージでは
眠ることが多くなってくるらしいです


また
家に帰って来れるかも
しれないけれど
ひょっとしたら
そのまま病院で
最期になるのかもしれない

とは
Dr.も看護師も言わないけれど

ほんの少しだけ
そんな空気を感じます




入院の道具を揃えて
今回はお洗濯も病院に任せようと思い
ひとつひとつにマジックで
名前を書いていたら
こんな時間になりました




痛さは
夕方から就寝前にかけて
断続的にやって来ます


この時間帯になると
何回モルヒネをフラッシュしても
痛みは引きません


最近は吐き気も出てきて
嘔吐も何度かありました

痛み 吐き気 嘔吐そして
息苦しさ……



お風呂から上がる時は
足のリンパ漏の処置もあるので
衣服の着脱も苦しくってたまりません

息は苦しい
お腹と背中は痛い
頭が変になりそう…


と思った時に
『入院』の文字が
頭に浮かんだのが数日前…


今日Dr.から入院を勧められて
「はい」と素直に応じた私でした




家が好きで
リビングに居ることがが好きだけど
ハッピーも風太も大大大好きだけど
ハッピーと風太のそばにいたいけど
コロナ禍で面会禁止だけど
入院してきます





長女の三男(小4)が
自分のおこづかいから
「おばあちゃんに!」と
ラムネ菓子を買って
持って来てくれました


インシュリンを置いているテーブルに
なぜかいつもラムネ菓子がある理由は
後からママに聞いたみたいです


孫の優しさが
嬉しくてたまりませんでした