家宝 | 元祖高山ラーメン・麺の老田屋『ほんのり味な日誌』

元祖高山ラーメン・麺の老田屋『ほんのり味な日誌』

飛騨で麺を作り続けて100年余り、「麺の老田屋」の【九代目】がつづる日誌。その日あったことや、感じたことをかくんやさ。んで、たまに飛騨の情報やら会社の宣伝やら書くもんで、あんきにのぞいていってな(^▽^”)たまに剣道ネタもあります。

ウチに「家宝」があります。(笑)


それは、この「ラーメン丼」

これは、岐阜県の多治見で窯元をもつ「坂口浩史」作 なんです。

神岡で個店をひらいた記念に焼いて頂きました。

飛騨の色のイメージと「スーパーカミオカンデ」で観測する「宇宙の神秘」を表現したそうです。


彼は、私の剣道部の1つ下の後輩です。

小学校の社会見学で飛騨高山の渋草焼に感銘を受け、中学校卒業後多治見に行って陶芸の道をめざしました。


私が5年生で、彼が4年生のときのことです。

小学校のとき、日曜日の朝稽古がありました。

ツライので、稽古人数がみるみる減っていきました。

稽古人数が10人をきったころ、

稽古が終わって帰るときに

坂口君:「九代目くん」

九代目:「なに?」

坂口君:「剣道好き?」

九代目:「好きやなぁ」

坂口君:「僕は剣道好きだから、絶対最後までがんばる。日曜日の稽古も全部でる。だから、九代目くんも一緒に出ようね」


当時の九代目に、かなり強烈なインパクトがありました。それは、自分も他の友達と同じ様に日曜日の朝稽古行くのやめようと思っていたときで、それほど一生懸命やらなくてもとおもっていたからです。

でも、彼のその言葉を聞いて

「好きなのに、なぜ頑張らないのか」

と言われたように感じました。

しかも、後輩から言われたことに少なからずショックでした。


でも、それによって毎週朝稽古に行き、最後には私と坂口君とN先輩と3人になりましたが、最後まで行き続けることができました。


坂口君は、好きなことをコツコツ頑張り続け、今では窯を持ち日展 に何度も入選し、若手のホープとして頑張っています。


私も頑張らないとというモチベーションをもらっています。

そういう気持を思い出させてくれる「ラーメン丼」


家宝ですわにひひ

(九代目)