GAMESIDE Offical Website 弊社 季刊誌「ゲームサイド」は、2010年7月3日発売の8月号(Vol.24)をもって しばらく休刊させていただくことになりました。 1996年7月に誕生いたしました弊誌の前身「ユーズド・ゲームズ」以降、ゲームを娯楽文化としてとらえ、「ユーゲー」、「ゲームサイド」と、誌名と誌面を刷新しながら、既存のゲーム誌には無い独自の視点からゲーム全般を応援して参りました。 しかしながら、現在では、ゲーム情報発信の主流は、Webへと移行しており、時代の流れに合わせ、今後は弊社のゲームニュースサイト「Game Bridge(http://g-bri.com)」を通じて、皆様にゲーム情報を発信してまいりたく存じます。 「ゲームサイド」の培って参りました資料価値の高い特集・企画・インタビュー等は、今後は、弊社のゲーム書籍シリーズとして形を変え、随時、皆様にお届けして参ります。 14年の長きにわたり、弊誌を続けてこられましたのも、ひとえに、皆様のご支援の賜と、心より感謝を申しあげます。 ご愛読、誠にありがとうございました。 |
なんてこった!
「ゲームサイド」の前身である「ユーズド・ゲームズ」の創刊号から愛読していて、今となっては唯一定期的に購入していた雑誌だっただけに、これは結構な衝撃です。
「発売後の中古ソフトに焦点を当てる」という、創刊当初からニッチな所をターゲットにした雑誌でしたが、「美食戦隊薔薇野郎」や「19(ヌイーゼン)」などがプレミア価格で取引されるようになったなど、影響力は小さくはなかったと思います。
また、近年では、雑君保プのゲーメスト時代からの作品を作品を網羅した「雑君(青・赤)保プ」や、ブログからブレイクした「P.S.すりーさん」など、貴重な作品の書籍化に寄与していました。
ただ、やはり時代とともにインターネットが普及していった為、
レトロゲームに関する資料や攻略などは、好事家の皆さんが自身のサイトで整理して公開したり、
新作のレビューなども、個人ブログやネット掲示板に、スピードと情報量(提供人数)で雑誌は敵わなくなってしまいました。
また、時代の流れと共に、ゲームそのものの傾向に変化も訪れ、昔はアクションやシューティングが全盛だったものが、RPGや格闘へ、さらに近年では、FPSやカードゲームが人気の主流となってしまい、レトロゲームに興味を持って、新たな世代がレトロゲームに触れてもらうことが難しくなってしまったように思います。
…かと言って、レトロゲーム自体が盛り下がってしまったわけではないのは救いです。
実際に「ゲームセンターCX」の人気は今でも高いですし、家庭用ゲームでも「バーチャルコンソール」や「XboxLIVEアーケード」など、レトロゲームを楽しみたいという需要は少なくないはずです。
正直な所、「ゲームセンターCX」と連携してたら…と考えますけど、太田出版の「CONTINUE」がやっちゃったからかなぁ。
そーいや、「CONTINUE」もいつの間にやら方向転換しちゃってましたね。
でも、ゲームサイド編集長の山本氏がTwitterで
ただ終わって消える気は、ありません。あいにく、まだまだ創り足りないんですよね。ゲームの記事を。特集を。 |
と、気概を見せてくれていますので、
「ゲームサイド」休刊は、『終わりではなく新たなる旅立ち』と捉えて期待して待ちますよ。
ああああ!!いつか買おうと思って放置してた「ユーゲー限定版」、
結局買ってなかったのに今気付いたあああああああああああああぁぁぁ!!!!